格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は大きなニュースがなかったので、今回はau MVNOである「mineo」のSIMが付録になったムックを紹介する。

「mineo」のデータ通信が500MB利用可能
au MVNOの格安SIMのお試しにいいかも

　エムオン・エンタテインメントは、月刊誌「デジモノステーション」の増刊として、格安SIMが付録のムック「SIM PERFECT BOOK 02」を発売した（1500円）。第1弾は昨年12月に発売され、IIJmioのプリペイドSIMが付属したことが話題を呼んだが、今回はau MVNOである「mineo」のプリペイドSIMになっている。

　付録のSIMは、500MB分の通信ができるデータ専用タイプで、サイズはnanoSIM。開通月の翌月末まで利用可能だ。また、有効期限内であれば、初期費用無しで月額プランへの移行にも対応している。

　au MVNOのSIMだけに、利用できる端末はauスマホが中心で、iOS 8のiPhone／iPadでは不可。au MVNOのSIMにはどうしても端末に前提条件があるため、こうして試せる機会があるのはうれしいところ。また、実際にmineoへの契約を検討しているユーザーにとってもメリットがある。なお、ムック本体には主要SIMフリースマホ、格安SIMサービスの紹介のほか、初心者向けのQ＆Aなども掲載されている。

auロゴ入りのnanoSIMが入っていた。今回はau「Galaxy S III Progre」で試したが、microSIM対応の端末なので、SIM変換アダプターが必要となった。アダプター経由でのSIM差し替えはSIMスロットを壊す可能性があるので、自己責任で利用べきだろう

APNの設定をして、他の電話から指定の番号に発信すれば開通。通信量の残量はmineoのサイトで確認できるほか、月額プランへの移行もここから可能だ

ムック内ではSIMフリースマホや格安SIMの情報も掲載

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