格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題は、サードウェーブがLTE対応のWindows 10スマホの予告にファーウェイの新製品。また日本通信のおかわりSIMにSMS対応版が追加された。

ファーウェイの新フラグシップ「Mate S」が発表。国内での発売もすでに公表されている

サードウェーブがWindows 10スマホの発売を予告

　まずはSIMフリー端末の新情報から。ドスパラでおなじみサードウェーブグループのサードウェーブデジノスが、Windows 10 Mobile搭載のスマートフォンの開発を発表した。詳細はまだ不明だが、LTEに対応し、SIMフリーであることは公表されている。

　Windowsスマホは、マウスコンピューターが「MADOSMA」をすでに発売しているほか（Windows Phone 8.1搭載）、FREETELもWindows 10 Mobile搭載機のリリースを予告している。日本でのWindowsスマホもSIMフリー中心で選択肢が増えていきそうだ。

ファーウェイがP8maxを25日に発売
「Mate S」の国内投入も予告

　SIMフリースマホではファーウェイからもニュースが。まず、6.8型の「Huawei P8max」を9月25日に発売すると発表している。画面の大きさもさることながら、基本スペックも高く、オクタコアCPU、3GBメモリー、32GBストレージ、4360mAhバッテリーを搭載。さらにカメラも強力というモデルだ。

6.8型のP8maxは9月25日発売で決定

　同じファーウェイはドイツ・ベルリンで開催中の「IFA2015」で、新フラグシップ「Huawei Mate S」を発表。日本投入予定も正式に告知されている。こちらは5.5型フルHD有機ELに、オクタコアCPU、3GBメモリーなどを搭載したモデル。最上位モデルには新iPhoneより一足早く（？）、感圧タッチ機能を搭載していることも注目を集めている。ただスタンダードな32GBモデルでも、649ユーロ（約8万8000円）と、価格のほうもフラグシップ級ではある。

5段階定額の日本通信「おかわりSIM」に
SMS対応版が登場

　日本通信「b-mobile」の新しいデータ通信専用SIM「おかわりSIM」。1GBまでなら月540円、その後は1GBごとに料金が上がり、最大月5GBで1620円という5段階制定額を採用している（5GB以降は200kbps）。

　従来この「おかわりSIM」にはSMSオプションが用意されていなかったが、新たにSMS対応版が登場。通常版との差額は月140円となっている。

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