今回は070/080/090番号による音声通話付きSIMの主要サービスについて、料金表でまとめている（データ通信専用の格安SIMの料金表はこちらから）。先週の話題は、iPhone向けのアクセサリーで知られるトリニティからWindowsスマホ「NuAns NEO」が登場。また、FeliCa搭載のSIMフリースマホでモバイルSuica対応が予告された。

これは気になる！ Windows 10スマホ「NuAns NEO」

Windows 10 Mobile端末に新顔が
オシャレなデザインに加え、Continuum対応にも期待

　次々と製品が発表され、注目度が高まっているWindows 10 Mobileスマホだが、新顔が登場。アクセサリーメーカーとして知られるトリニティが開発した「NuAns NEO」だ。

　取り外し／交換が可能な背面カバーなど、実際に手にしての良さを追求するだけでなく、5型HD液晶に、オクタコアのSnapdragon 617 1.5GHz、2GBメモリー、16GBストレージ、1300万画素カメラ（イン500万画素）、3350mAhバッテリーなど、スペックもなかなか高い。

アクセサリーメーカーらしく、ウッド素材を含む、多数のカバーを用意する

　さらにキーボードやマウス、ディスプレーを接続し、自宅でデスクトップPC感覚で利用できる「Continuum」の対応にも前向きなのだという。それでいて本体価格は税抜3万9800円。すでに予約が開始されているが、海外のIT系メディアでも注目されているというのも納得だ。発売は来年1月を予定している。

FeliCa搭載のMVNO向けSIMフリー端末で
ついにモバイルSuicaが対応に！

　国内メーカーもSIMフリースマホをリリースするようになり、FeliCa（おサイフケータイ）に対応した端末が、徐々に増えてきている。ただ、おサイフケータイの中でも利用者が多いであろう「モバイルSuica」は審査が必要なこともあり、待望されつつも対応できていない状態が続いていた。

防水・防塵やおサイフケータイなどに対応した富士通「arrows M02」。mineoやDMM mobileなど主要MVNOでも取り扱っている

　しかし、JR東日本が12月中旬以降にSIMフリー端末でのサービス開始を発表している。具体的にはソニーモバイル「Xperia J1 Compact」、シャープ「AQUOS SH-M02」、富士通「arrows M02」の3モデルで、ここに楽天モバイルからリリースの派生モデルも含まれる。

　国内メーカー製のSIMフリースマホは、FeliCa搭載以外にも防水・防塵対応モデルがあるなど、主要キャリアから販売されている端末に近い仕様を持つ。モバイルSuicaに対応したことで、さらに格安スマホへの注目度は高まりそうだ。

^{※1：518円／1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可（他は3ヵ月後の末日まで利用可能）。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円
※2：MNPでの加入時は最大2年間、通信量が2倍となる}