格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。UQ mobileがY!mobileにつづいて、iPhone SEの128GB版を取り扱い開始。また、MNPを利用して格安SIMをネットで申し込んだ場合に、使えない時間が数分で済む仕組みを主要MVNOが導入し始めている。

UQ mobileも128GB版のiPhone SEの販売を開始した

UQ mobileがiPhone SEの128GB版を販売開始
Y!mobileとUQ mobileがそろって2モデルを用意

　先月末に開始されたY!mobileとUQ mobileによるiPhone SEの販売。Y!mobileが32／128GBの両モデルをラインアップするのに対し、UQ mobileは32GBモデルだけだったが、4月8日に128GBモデルも追加している。

　UQオンラインショップでの価格では、2年間の利用が前提のプラン加入時に、32GBモデルが実質税抜2万4000円なのに対し、128GBモデルは実質税抜3万3600円。割賦の代金込みで税抜月3480円（14ヵ月目以降は税抜月4480円）からで利用可能な計算になる。

MNPで格安SIMを契約しても、使えない時間がさらに短く
BIGLOBEやnuroモバイルなどが対応

　格安SIMが普及し始めた当初、MNPを利用して、ネット経由で音声SIMを契約すると、MVNOからSIMが配送されて、ユーザーの手元に届くまでの数日間、利用できない期間があるのが普通だった。その後、2015年秋になり、ユーザーの手元に届いてから、電話で開通手続きをすることで切り替えが可能になったが、それでも数時間程度は使えない状態が続いていた。

ドコモの顧客システムと連携して処理する。主要MVNOから対応が始まっている

　この不通時間が数分までに短縮する仕組みを主要MVNOが導入し始めている。4月3日にこのサービスを始めたのがBIGLOBE。ドコモの顧客管理システム「ALADIN」とオンライン連携することで、9～21時にウェブ上で申し込んでから、数分で切り替えが行なわれる。同様の仕組みはnuroモバイルや楽天モバイルなども対応している。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス（税込）
（音声通話付きのSIMは前回分をクリック）

月1500～2000円台の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：518円／1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可（他は3ヵ月後の末日まで利用可能）。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円。}