アップルMacBook Pro 16インチモデル 筆者撮影
アップルが発売した16インチのMacBook Proは、これまでの15インチを置き換える形でノート型Macの最上位モデルになりました。
その画面サイズや基本性能の向上については、多くの評価が上がっています。そこで本記事では、原点回帰ともいえるキーボードを見ていきます。
■ESCキーが独立、カーソルキーも押しやすく
新しい16インチのMacBook Proでは、見た目にすぐ分かる変化として、左上の「ESC」キーが独立。カーソルキーの形状も変わりました。
これまでタッチバーの一部として実装されていたESCキーが独立し、テキストエディタなどESCを多用する人にとって使い勝手が良くなりました。
カーソルキーは左右キーの上部に空間がある凸型のデザインに戻ったことで、手探りでもキーの位置が分かりやすくなっています。いずれも改善されたというより、ユーザーの要望に基づいて、従来の仕様に戻ったといえます。