ウェアラブルも新モデル続々
「Galaxy Watch5/Pro」「Galaxy Buds2 Pro」

　スマートウォッチ「Galaxy Watch5」「Galaxy Watch5 Pro」とワイヤレスヘッドフォン「Galaxy Buds2 Pro」はハイライトを紹介しよう。Galaxy Watch5、Galaxy Watch5 Proはカバーガラスにサムスンとしてはじめてサファイアグラスを採用。また、サムスン開発のBio Activeセンサー搭載により光学式心拍数、心電信号、生体電気インピーダンス分析を組み合わせ、心拍数や血中酸素濃度、ストレスレベルなどの測定ができる。

ヘルスケア機能を強化したGalaxy Watch5

　手首に触れる面積を増やし、より正確なデータの取得を可能にした。それに加えて温度センサーも搭載したことで、周囲の気温が変化しても正確な生体データの取得を可能にしている。単体での音楽再生機能や、新たにGoogleマップの経路表示も可能になった。バッテリー容量は前モデルより13％増加。本体サイズは44mmと40mm、2つのサイズが販売される。

手首設置面積を拡大、温度センサーも搭載した

　Galaxy Watch5 ProはGalaxy Watch5のアウトドア機能を強化したモデルだ。バッテリー容量はシリーズ最大の590mAhを搭載。ベルトはより耐久性の高いものを使用している。また、バリエーションモデルとしてゴルフユーザー向けの「Golf Edition」も発売される。

Galaxy Watch5 Pro

　Galaxy Buds2 Proは新しいコンパクトデザインとなり、Galaxy Buds Proより15％小型化された。新しい2Wayスピーカーは5.3mmと10mmを搭載し、360度オーディオやHi-Fi 24bitオーディオにより没入感の高い音楽体験を提供する。アクティブノイズキャンセリング性能も40％向上。紛失時はSamsung SmartThingsにより検索することができる。

Galaxy Buds2 Pro

　さてイベントでは地球環境を考えたサステナビリティーに対する取り組み「Galaxy for the Planet」も紹介された。サムスンはGalaxy S22シリーズからパッケージサイズの小型化やプラスチック素材の使用を減らす取り組みを行なっている。Galaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4は主要部品に海洋由来のプラスチックのリサイクル素材を積極的に採用。さらにパッケージに100％の再生紙を使用し、体積を初代Galaxy Foldより58％削減することで、輸送時に約1万トンの二酸化炭素輩出を削減できる。一方、Galaxy Buds2 Proは90％以上、リサイクル素材を利用している。

パッケージの小型化や100％リサイクル再生紙利用を進める

　各製品はグローバルで8月26日から発売予定。価格は以下の通り。

・Galaxy Z Flip4：999ドル（約13万2000円）～
・Galaxy Z Fold4：1799ドル（約24万円）～
・Galaxy Watch5：279ドル（BT版、約3万7000円）～、329ドル（LTE版、約4万4000円）～
・Galaxy Watch5 Pro：449ドル（BT版、約6万円）～、499ドル（LTE版、約6万6000円）～
・Galaxy Buds2 Pro：229ドル（約3万円）～