性能もデザインも折りたたみ機構も大幅向上!
Xiaomi MiX Fold 2
折りたたみスマートフォンの新製品が相次いで登場している。8月12日、シャオミは中国で「Xiaomi MIX Fold 2」を発表した。シャオミにとって第2世代目となる折りたたみスマートフォンであり、性能だけではなく本体デザインも大きく進化している。今回、筆者の居住する香港で中国から輸入された製品に触ることができたので、写真を中心に紹介しよう。
Xiaomi MiX Fold 2の基本スペックはチップセットがSnapdragon 8+ Gen 1、メモリーは12GBでストレージは256GB、512GB、1TBの3モデル構成となる。最低価格は8999元(約18万円)。カメラは5000万画素広角と1300万画素超広角、800万画素の2倍望遠を搭載。バッテリーは4700mAhで67Wの急速充電に対応する。
カバーディスプレーの大きさは6.56型(2520×1080ドット)で、アスペクト比は約21:9とXperia 1シリーズなどと同じ縦横比だ。折りたたみスマートフォンのカバーディスプレーは縦にワイドな形状のものが多く、シャオミの初代モデルも6.52型、27:9だった。Xiaomi MIX Fold 2は閉じたままでも普通のスマートフォンとして使いやすい。
閉じたときの本体サイズは約73.9×161.1×11.2mm。重量は262gで、シャオミの初代折りたたみモデル「Xiaomi Mi MiX Fold」が300gを越えていたことを考えると大幅に軽量化された。閉じた状態でも11.2mmという厚みは、折りたたみスマートフォンとしてはかなり薄い。なお、Xiaomi MIX Fold 2と同じ、ディスプレーを谷型に折りたたむ形状の他社のスマートフォンの閉じたときの厚みはどれも14mmを越えている。ディスプレーのヒンジ部分は初代モデルはサムスンと同様に隙間が空いていたが、Xiaomi MIX Fold 2ではディスプレーの伸びをヒンジ内側に逃がすことですき間をなくした。