ドコモ、個人向けの「5G SA」サービスを開始 AQUOS R7など夏モデルで利用可能

文●ASCII

2022年08月23日 20時20分

 NTTドコモは、5G対応料金プランを契約しているユーザーへのオプションサービスとして、「5G SA」を8月24日に提供開始する。オプション料金は月550円だが、終了時期未定の無料キャンペーンが実施され、当面は実質無料となっている。

5Gの強味を活かせる5G SAのサービスを
ドコモが個人向けでも開始 速度は下り最大4.9Gbpsに

 5G SA(Stand Alone)は、従来の5G NSAが4Gのコアネットワークと組み合わせていたのに対し、コアネットワークも含めて、5Gのみの設備で利用することで、低遅延や多数同時接続といった、5Gの強味としてうたわれていた要素を最大限活かすことが可能になる。

 ドコモの5G SA自体は、2021年12月に法人ユーザー向けに専用データ端末とともに提供されていたが、今回は個人ユーザー向けということで、スマートフォンで利用可能に。具体的には夏モデルとしてリリースされた「AQUOS R7 SH-52C」「Galaxy S22 SC-51C」「Galaxy S22 Ultra SC-52C」「Xperia 1 IV SO-51C」の4機種が、現時点での対応端末として挙げられている。

 今回のサービス開始に合わせ、法人向けで提供されていたサブ6(3.7GHz帯/4.5GHz帯)に加え、ミリ波(28GHz帯)でもサポート。最大通信速度は下り4.9Gbps、上り1.1Gbpsと、送受信とも1Gbps超えとなっている。

 開始時点での提供エリアは、主要ターミナル駅周辺(札幌駅、仙台駅、東京駅、名古屋駅、金沢駅、大阪駅、広島駅、高松駅、博多駅)、およびイベント会場や商業施設など人が集まるエリアとなっている。また、2023年3月末までには全国47都道府県に展開予定。

 

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