今回レビューするのは、モトローラのSIMフリースマートフォン「moto e32s」。2万1800円という価格が最大の特徴で、スタイリッシュなデザインの本体が目を引く1台です。mineoやIIJmioなどのMVNOほか、家電量販店で購入できます。カラーは「ストレートグレイ」「ミスティシルバー」の2種が用意されています。
スタイリッシュな外観
あるとうれしいイヤホンジャックを搭載
まずは本体から見ていきます。横幅は約74.9mm、厚さは約8.5mmと、スマホとしては標準的なサイズ。片手でしっかり握りしめることができます。ただし、片手操作だと画面上端にはなんとかタッチできる、といったところ。また、製品には専用のクリアカバーが付属し、装着すると少しサイズが大きくなります。
メタリックな背面は、光の当たりかたによって鈍く輝きます。個性的でありつつ、落ち着きも感じられるカラーリングだと感じます。
本体右側に電源ボタンと音量ボタンを搭載。電源ボタンは指紋センサーも兼ねています。また、上部には3.5mmのイヤホンジャックがあり、有線で音楽や動画を楽しみたい人にはうれしいポイントです。
画面は約6.5型の液晶ディスプレーで、解像度はHD+(1600×720ドット)となっています。リフレッシュレートは最高90Hzで、設定で「自動/60Hz/90Hz」から選択できます。また、色温度も変更できます(ナイトモードとは別に常時設定が可能です)。
本機はFMラジオのアプリを搭載しており、イヤホンやヘッドホンを挿しているときのみ利用できます。災害時や大規模障害の際に役立つでしょう。