ファイルやフォルダの表示方法をカスタマイズする
「ファイル」アプリをより使いやすくするには、表示方法を自分の好みに合わせることが重要だ。利用するストレージやサーバーとの接続設定が済んだら、ファイルやフォルダの表示方法をカスタマイズしていこう。
選択できる表示方法は、ファイルやフォルダをアイコン形式で表示する「アイコン」、リスト形式で表示する「リスト」、階層形式で表示する「カラム」の3種類がある。どの表示方法がいいかは好みによるので、自分で使ってみて、最もしっくりくるものを選べばいい。個人的には、パソコンのように階層がひと目でわかる「カラム」がいちばん使いやすいと思う。
ファイルの拡張子を表示する
iPadだけを使っている場合、ファイルの拡張子を気にする必要はあまりない。しかし、ファイルを送信したり、アップロードしたりする際に、ファイル形式を指定されることがあるので、そんなとき、拡張子がひと目でわかると便利だ。iPadOS 16の「ファイル」アプリでは、ファイルの拡張子を表示できるようになっている。
とはいえ、ファイルの拡張子を常に表示させたくないという人もいるだろう。ならば、拡張子の確認方法を覚えておくといいだろう。
今回は、「ファイル」アプリを使うにあたって、最初に設定しておきたい内容を紹介してきた。iPadを使ううえで、「ファイル」アプリはとても役立つ存在だということがわかっていただけたと思う。次回は、「ファイル」アプリの基本的な使い方や、便利に使う方法などについて紹介していきたい。