Android 特集・連載

Xperiaシリーズ最高峰モデル
ドコモ2013春スマホ
「Xperia Z SO-02E」レビュー!!

文●小林誠

2013年02月20日 18時00分

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Xperia Z

デザインとスペックは◎
操作性で好みが分かれる!?


 「Xperia AX」の発売から約4か月で、まさかの「Xperia Z」の登場だ。

 ハッキリ言って早過ぎる。AXを買ったユーザーが意気消沈、怒り爆発にならないか心配になるほど、そのスペックは高い。以前のレビューで筆者は「Xperia AX」が王道の端末だと表現したが、「Xperia Z」はシリーズ最高峰であり、これまでのXperiaのなかでもっともハイスペックで先進的な端末だ。

 王道端末と最高峰端末ではどう違うのか? そして最高峰だからこその機能とはどのようなものなのか、細かくチェックしてみよう。


以前の2機種とXperia Zを比較する


Xperia Z

左から順番に、Xperia  Z、Xperia AX、Xperia GX。

  Xperia Z SO-02E .Xperia AX SO-01E Xperia GX SO-04D
ディスプレイ 5.0型(1080×1920ドット) 4.3型(720×1280ドット) 4.6型(720×1280ドット)
プロセッサ APQ8064 1.5GHz(Quad Core) MSM8960 1.5GHz(Dual Core) MSM8960 1.5GHz(Dual Core)
RAM 2GB 1GB 1GB
ROM 16GB 16GB 16GB
メインカメラ 1310万画素裏面照射積層型CMOSセンサー Exmor RS for mobile 1300万画素裏面照射型CMOSセンサー Exmor R for mobile 1300万画素裏面照射型CMOSセンサー Exmor R for mobile
インカメラ 220万画素裏面照射型CMOSセンサー Exmor R for mobile 31万画素CMOSセンサー 130万画素CMOSセンサー
バッテリー容量 2330mAh 1700mAh 1700mAh
ワンセグ ×
赤外線通信 ○  ○  ×
おサイフケータイ
防水/防塵 ○/○ ○/○ ×/×
Xi(LTE) ○(100Mbps) ○(100Mbps) ○(75Mbps)
NOTTV × × ×
おくだけ充電 × × ×
サイズ/重量 約139×71×7.9mm/約146g 約129×65×8.7mm/約120g 約131×69×10.5mm/約127g

 

「Xperia Z」はスペックが高くても
5インチゆえの本体サイズが気になってしまう

 まずは「Xperia AX」、そしてその前モデルのGXとの比較だ。主なスペックと機能を表にまとめてみたが、まず目が惹かれるのがフルHDの「5インチ」、「クアッドコアCPU」になるだろう。「Xperia AX」は昨年の11月発売だが、その頃からハイスペックのスマホは「5インチ」「クアッドコアCPU」の搭載が主流になっていた。「Xperia Z」は順当に進化した、ということだろう。この点はたしかに注目すべきところだが、他機種でも当たり前のことなので、驚くにはあたらない……が、筆者はクアッドコアCPUは「Xperia AX」のときに搭載してくれよ、と悔しくて「キーッ!」と内心歯噛みしている。このレビューを書いているけど。
 またRAMが2GBになっているのも、「キーッ!」となるが、これまた驚くには値しない。

 筆者としてはデュアルコアCPUがクアッドコアCPUになったことよりも、画面サイズが「5インチ」になったことが気になっている。というのも「Xperia AX」は画面サイズが4.3型と小さいが、そのぶん本体サイズもコンパクトで軽量で、とても使いやすい。しかし「Xperia Z」はスペックが高くても5インチゆえの本体サイズが気になってしまうのだ。

 実際に持ってみたが5インチゆえの「重さ」は思ったほど気にならなかった。普段筆者が157gという重めのスマホを使っているせいもあるかもしれないが、筆者の周りのスマホと一緒に持ち比べてみると、「Xperia AX」より26gも重いはずなのに、全然そうは感じない。本体の重心のバランスが良い、というのもあるのかもしれない。

 問題は重さよりも幅だ。5インチのスマホの宿命とも言えるが、71mmは広い。片手操作では使いづらく感じる。それでも7.9mmという薄さと、一枚の板のような形のおかげで、しっかり持つことはできた。また重心がうまいバランスなのか、フラッと落としてしまいそうになることも無い。しかし「ちょっと大きいなあ」という感じは終始ついてまわった。

Xperia Z

「Xperia Z」の横幅は71mm。片手操作にはギリギリの大きさだ。

カメラの性能が一気に進化した

 Xperiaシリーズといえばカメラへのこだわりで知られるが、「Xperia Z」のカメラはかなり進化した。アウトカメラには1310万画素の「Exmor RS for mobile」という新しい裏面照射積層型センサーを、インカメラには2.2メガの裏面照射型CMOSセンサーを搭載したのだ。Xperiaを選ぶ人はデザイン、画面、カメラにこだわっている人が多いと思うが、これはうれしい進化だと思う。

Xperia Z

新開発の裏面照射積層型センサー「Exmor RS for mobile」は、逆光など明暗差が激しいシーンでの撮影に強くなっている。

Xperia史上、最高のバッテリーの持ち

 スタミナにこだわる筆者のようなユーザーに嬉しいのが「2,330mAh」のバッテリー容量だ。筆者は最近スタミナにこだわったスマホばかりを使っているのだが、2,000mAhを超える端末は安心感が増してくる。もちろんそれでも頻繁に使っていれば一気にバッテリーは減るし、端末にもよるのだが、「Xperia Z」を持って外出し、写真撮影を行い、ブラウザやマップを使い、その後消灯して1日置いておく、という使い方でバッテリーは26%減で済んでいた。厳密なテストでは無いものの、筆者が使っているDIGNO Sといったスタミナ重視の端末と比べても、いい勝負をする端末と感じられる。

Xperia Z

「Battery Mix」というアプリで、バッテリーの消費経過をチェックした。最初の6時間程度はカメラで写真を撮ったり、電車で移動しながらブラウジング、マップをチェックしたりといった具合。以後は画面を消灯して待受状態にしておき、使用開始から約22時間後にチェックするとバッテリー残量は約74%であった。

またも、ワンセグアンテナが外付け…

 機能面は「Xperia AX」とほぼ同じで、ワンセグを観るにはアンテナを装着しないといけない。「Xperia AX」のときにも書いたが、まず筆者の場合、このアンテナを紛失する可能性が大なので、筆者はワンセグを見ないことに決めた。緊急時はFMラジオの機能があるので、こちらを使うことにする。ただ「ワンセグ」とサイズの「薄さ」「軽量」化、どちらかを選べ、と言われたら私は後者を選択したいユーザーなので、ほとんどマイナスポイントとして意識してはいない。

Xperia Z

付属している「Xperia Z」のワンセグアンテナ。これを装着しないとワンセグの視聴ができないため不便。いざワンセグを使う、というときに持ち歩いていればいいのだが。


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