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夏スマホ一番のお買い得モデル「Xperia A」!
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▲カラーバリエーションは、左からWhite、Black、Pink、Mintの4色。
5月17日に発売されたドコモの2013夏モデル、「Xperia A SO-04E」(以下「Xperia A」)が、かなりのハイペースで売れているようです。筆者はよく家電量販店の端末売り場の様子を見に行くのですが、「Xperia A」を手に取って店員さんに説明を求めたりしてる人々の数が、これまで見たことないほど多いように思います。かなり注目度が高いのは間違いないところでしょう。
これは、なんといってもドコモの「ツートップ戦略」が効いている証拠でしょう。この「ツートップ戦略」とは、ドコモが夏モデルとして発表した機種の中で、「Xperia A」と「GALAXY S4」の2モデルを販売戦略上のツートップと位置づけて、月々サポートを増額したり、特別なキャンペーン価格を設定するというもの。これによって、「Xperia A」は、驚くほどお買い得なモデルとなっています。
詳しいレビューに入る前に、まずどれくらいお買い得なのか確認してみたいと思います。
機種 | 本体価格 | 購入種別 | 月々サポート* | 実質負担額 |
---|---|---|---|---|
Xperia A SO-04E |
78,120円 | 新規 | -73,080円 | 5,040円 |
機種変更 | -52,920円 | 25,200円 | ||
他社からのMNP | -78,120円 | 0円 |
※価格は税込み。 *「月々サポート」の金額は24カ月の総額。
「Xperia A」の本体価格は78,120円とかなりのお値段ですが、ドコモが月々の支払額を助けてくれる「月々サポート」の額が、相当手厚く設定されています。ちなみに、同じ2013年の夏スマホで、「ツートップ戦略」の対象外となった「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」は、本体価格が74,760円と「Xperia A」よりも安いのですが、新規・機種変更時の「月々サポート」の総額は32,760円となっています(MNPは74,760円)。これによって実質負担額は42,000円(MNPは0円)と、「Xperia A」より16,800円も高くなっています。
そして従来からのドコモユーザーで、「Xperia A」からはじめてスマホにするというユーザーには「はじめてスマホ割」で、24カ月間の「月々サポート」で10,080円(税込)の割引が適用されます(ツートップ以外の対象機種はその場で最大5,250円(税込)割引)。
さらに、10年以上のドコモユーザーなら、「ありがとう10年スマホ割」で、24カ月間の「月々サポート」で10,080円(税込)の割引が適用されます(ツートップ以外の対象機種はその場で最大5,250円(税込)割引)。
つまり10年以上のドコモユーザーで、はじめてスマホに機種変更するというユーザーであれば、25,200円の実質負担額から20,160円割引になるというわけです。この場合、「Xperia A」を実質5,040円で手に入れることができるわけで、このお買い得ぶりのインパクトはスゴいとしか言いようがありません。
不人気機種の投げ売りとは違い、最新機種がここまで安く買えるのですから、ハイペースで売れまくっているのも納得です。
2013夏スマホの「Xperia A」と
春スマホ「Xperia Z」のスペックを比較
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春モデルの「Xperia Z」が発売されてから3カ月ちょっとしか経っていないのに、もう新モデルなの? と思われる方も多いと思いますので、まずは「Xperia A」はどんな端末なのか、また「Xperia Z」とどこが違うのか、という点について説明していきます。
Xperia A SO-04E | Xperia Z SO-02E | |
---|---|---|
ディスプレイ | 4.6インチ HD TFT液晶 (1,280×720ドット) | 5.0インチ フルHD TFT液晶(1080×1920ドット) |
OS | Android 4.1 | Android 4.1 |
プロセッサ | APQ8064 1.5GHz(Quad Core) | APQ8064 1.5GHz(Quad Core) |
RAM | 2GB | 2GB |
ROM | 32GB | 16GB |
メインカメラ | 1310万画素裏面照射積層型CMOSセンサー Exmor RS for mobile | 1310万画素裏面照射積層型CMOSセンサー Exmor RS for mobile |
インカメラ | 31万画素CMOSセンサー | 220万画素裏面照射型CMOSセンサー Exmor R for mobile |
バッテリー容量 | 2,300mAh | 2,330mAh(着脱不可) |
ワンセグ | ○(アンテナ内蔵) | ○(要外部アンテナ) |
赤外線通信 | ○ | ○ |
おサイフケータイ/NFC | ○/○ | ○/○ |
防水/防塵 | ○(IPX5、8)/○(IP5X) | ○(IPX5、7)/○(IP5X) |
Xi(LTE) | ○(100Mbps) | ○(100Mbps) |
NOTTV | ○ | × |
おくだけ充電 | × | × |
サイズ/重量 | 約131×67×10.5mm/約141g | 約139×71×7.9mm/約146g |
※主に違っている部分を赤くしてある。
表で「Xperia A」と「Xperia Z」の違いをまとめてみました。
大きく違うのはディスプレイサイズと解像度くらい。ほかのスペックに関しては、細かい違いはあれど、ほぼ一緒だといえます。OSは両方ともAndroid 4.1となっており、夏モデルで主流となったAndroid 4.2じゃないのが気になるかもしれません。
また、ほかのドコモ夏モデルでは、CPUがAPQ8064Tという第5世代のSnapdragon 600を採用している機種がほとんどですが、「Xperia A」は第4世代のSnapdragon S4 Pro APQ8064のままなのも少々残念なところです。ただ、1週間ほど「Xperia A」を使ってみた感想では、WebやTwitterクライアントなどのスクロールも引っかかりがなく速いし、実用上は何の不自由もないと思いました。気になる省電力性能に関しては、もう少し長い期間テストしなければわからないので、機会があればじっくりテストしてみたいですね。
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▲左の「Xperia A」は4.6インチ HD TFT液晶 (1,280×720ドット)。右の「Xperia Z」は5.0インチ フルHD TFT液晶(1080×1920ドット)。「Xperia A」はディスプレイサイズを小さくしたことで、かなりコンパクトなボディになっている。
「Xperia Z」よりディスプレイサイズが小さくなり、横幅や高さがサイズダウンしていることは、手の小さな人、特に女性にはうれしいポイントでしょう。フルHD解像度ディスプレイじゃないというあたり、ソニーが考える「Xperia A」の位置づけは「ハイエンドなスペックより、使い心地を優先させたい」ということなのでしょう。それはワンセグアンテナの内蔵や、NOTTVへの対応など、実用上の使い勝手が向上していることからもわかります。
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▲ワンセグアンテナを内蔵したのは「Xperia acro HD」以来と久しぶり。NOTTVの受信も兼ねるため、アンテナはかなり長めになっている。
>>> 次ページ Xperia Aのデザインをじっくりチェック!
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