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ドコモ、auのAndroidスマホで「だれとでも定額」が使える画期的な小型PHSが登場!「2013 ウィルコム発表会」レポート

文●mobileASCII編集部

2013年07月04日 18時55分

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 2013年7月1日にて会社更生手続が終結したことを発表したばかりの“新生”ウィルコムは、7月4日、都内で「ウィルコム 新商品・新サービス発表会」を開催。携帯電話市場に一石を投じる画期的な新サービスを展開していくことを明らかにした。

「ウィルコム 新商品・新サービス発表会」レポート

発表会では、同社のCMキャラクターを務める高田純次さん、佐々木希さんも登壇佐々木希さんは、「ウィルコムの『だれスマ』プランを使えば、スマホの音声通話が、うんと安くなっちゃうんです!」と、新製品を猛プッシュした。

 11:00から開催された発表会では、まず同社代表取締役社長の宮内謙氏が登壇。2010年2月の会社更生手続開始の申立てから、ほぼ3年半という短期間となる、2013年7月1日をもって更生手続が終了したとして、正式にソフトバンクの子会社となることを報告した。

同社は2011年1月より、「だれとでも定額」プランを開始したころから加入者数は純増を続け、この6月末で549万人のユーザーを獲得しているが、今年度末までに600万人を目指したいとした。

 発表会の目玉となったのは、ウィルコム契約者のほぼ半数となる270万人が利用している「だれとでも定額」を、他キャリアのスマホでも使えるようにするPHSアダプター『だれとでも定額パス』だ。
「基本使用料の490円と『だれとでも定額』の980円を合計した1,470円だけで、どこのキャリアのケータイや固定電話に電話をかけても、通話無料になる『だれとでも定額パス』は画期的な製品。販売目標台数は申し上げられないが、個人的にはかなり売れると思っている」と、宮内氏は期待度の高さを示した。

『だれとでも定額』の詳細は、以下を参照。

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▲ウィルコムが期待をかけるPHSアダプター『だれとでも定額パス』を紹介する宮内社長。Androidスマホであれば、全世界どこのキャリアの端末とでも組み合わせることが可能だ。

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▲基本使用料を大幅に割り引くことによって、普及を目指す。端末コストが大幅に安い『だれとでも定額パス』だからこそできるプランなのだそうだ。

ドコモ、auユーザーでも、通話料金が定額になる!
カードサイズのPHS端末「だれとでも定額パス」を発表

「だれとでも定額パス」は、Androidスマートフォンを使い、Bluetooth経由でウィルコムの音声サービスの利用を可能にするアダプター。月額490円の基本使用料と、月額980円の「だれとでも定額」のオプションで、1回あたり10分までの通話が500回まで無料となるのが最大の特長。

 使っているスマホがどこのキャリアのものでも、Bluetooth経由でウィルコムのPHS音声通話ができる仕組みとなっており、契約時にはウイルコムの電話番号である070-XXXX-XXXXが割り当てられる。
 ライバルとなるのは、格安IP電話アプリ「050 plus」や、「LINE」や「comm」、「カカオトーク」などの無料通話アプリとなるが、PHSの高い音声品質を武器に、ドコモやKDDIのユーザーを取り込む狙いだ。

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「だれとでも定額パス」は、薄さ5.5mmのカード型アダプターで、大きさはクレジットカードや社員証などと同一サイズとなっている。本体には電源スイッチとUSB充電端子、通知用LEDしかなく、液晶画面やダイヤルキー、マイクおよびスピーカーは装備しない。Bluetooth接続なので、本体はカバンの中やポケットに入れておくことが可能だ。スマホからの発着信は、用意された専用のアプリを使用する。アプリは、端末の発売に合わせてGooglePlayから提供される予定だ。

だれとでも定額パス
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▲定期入れや財布のカードホルダーにも収まるサイズの「だれとでも定額パス」。音声通話を使う機会が多いユーザーなら、通話料金の大幅な節約になるだろう。

[だれとでも定額パス 主要SPEC]

●通信方式:PHS
●サイズ(幅×高さ×厚さ):
 54mm×85.6mm×5.5mm(突起部を除く)
●重さ:約32g
●連続通話時間:3.5時間
●連続待受時間:250時間
●Bluetooth:Ver.2.1+EDR準拠
●希望小売価格:オープン価格
●カラー:ホワイト
●専用料金プラン
 「パス専用プラン」基本使用料:月額490円
 ※オプションサービス「だれとでも定額」へ加入の場合、月額料980円が別途必要


●2013年7月下旬発売予定
● オープン価格

 

ライトユーザー向けの
スマホ向け新料金プランを発表!

 発表会ではこのほかにも、スマートフォン向けの新料金プランを発表。ライトユーザー向けの「ウィルコムプランLite」を新設し、運用コストを気にする層にアピールした。「ウィルコムプランLite」では、通信量が月間1GBを超えると速度制限(最大76Mbpsから128Kbpsに)されるが、制限が7GBの「ウィルコムプランD+」のパケット料金5,985円に比べ、3,005円安い2,980円となっている。

 また、新規加入キャンペーンや「もう1台無料」キャンペーンも合わせて発表。ウィルコムに新規契約するユーザーは、「ウィルコムプランLite」のパケット料金2,980円を、最大6カ月間1,980円に割り引くほか、「ウィルコムプランD+」のパケット料金5,985円が最大2年間5,460円となる。

「もう1台無料」キャンペーンでは、新規加入時に2、3台目を契約したユーザーは、副回線の月額基本使用料の980円が無料となる(期間制限なし)。

 これらの新料金プランは、2013年7月18日より提供が開始される予定となっている。

スマートフォン向け新料金プラン
プラン名称 ウィルコム
プランLite
ウィルコム
プランD+
月額基本使用料 980円/月 980円/月
WEB接続料 315円/月 315円/月
パケット定額料 2,980円/月 5,980円/月
だれとでも
定額
(Dual端末用オプション)
980円/月 980円/月
テザリング
(オプション)
525円/月 0円/月
通信速度制限 1GB 7GB
制限解除 0.1GB/315円 2GB/2,625円
ソフトバンクWi-Fiスポット 無料 無料

※ キャンペーンで2年間無料。2年後以降は525円/月。月額使用料無料期間終了後から「パケット料金」の通信速度制限開始のデータ量が7GBから7.5GB になる※このほかにオプションとして、「スマホ安心サービス」「スマートフォン基本パックW」(ともに2013年9月上旬提供予定/料金未定)を提供予定。

発表されたキャンペーン①
  新規加入
キャンペーン
もう1台無料
キャンペーン
施策
概要
①ウィルコム
プランLite
パケット料金
 2,980円
→1,980円
(最大6カ月)

②ウィルコム
プランD+
パケット料金
5,985円
→5,460円
(最大2年間)
2、3台目
基本使用料無料
980円0円
対象 それぞれの
料金プランにて
新規加入の
ユーザー
(SoftBankグループ各社からのMNPは除く)
新規加入の
ユーザー
※一部既存ユーザーへも提供

※終了日に関してはホームページにて別途告知

スマートフォン向け新料金プラン<上記キャンペーン適用時>
  ウィルコムプランLite
1台目 2台目
月額基本使用料 980円/円 0円
(もう1台無料CP)
WEB接続料 315円/円 315円/月
パケット定額料 1,980円/月
(6カ月)
2,980円/月
合計 3,275円/月 3,295円/月
だれとでも
定額込み
(オプション)
4,255円/月 4,275円/月

※パケット通信:1GB制限 以後通信速度制限(追加料金で解除可能)

発表されたキャンペーン②「だれスマデビューキャンペーン」
新規契約 事務手数料3,150円をキャッシュバック
機種変更 事務手数料2100円をキャッシュバック

 

「イエデンワ2」、PHSと4G/3Gのデュアル端末も発表
高田純次さん、佐々木希さんの登壇でヒートアップ!

 発表会では、そのほかにも家の電話の形をしたPHS「イエデンワ2」や、PHSと4G/3Gのデュアル端末も発表(詳しい情報は次ページで)。
「スマホだらけの世の中になってきたとはいっても、まだスマホは48%しか普及していないのが現状。月々の支払金額が上がるのが嫌だからとガラケーに留まっている残りの52%のユーザーを獲得したい。ウィルコムの新料金プランなら、ガラケーの平均支払い額である4,863円/月より1,500円以上も安くなるので、ぜひ比べてみて欲しい」と宮内社長は語り、自社サービスの優位点をアピールした。

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▲発表会では上の写真の5モデルに、4G専用端末であるファーウェイ「STREAM」を加えた6モデルが展示されていた。機種別の詳しい紹介は次ページを参照してほしい。

 また、同社のCMキャラクターを務める高田純次さん、佐々木希さん、ウィルコムの新キャンペーン料金である「だれスマ」のキャラクターである、アルパカの「イチキュッパカ」が登壇。西遊記をイメージしている新しいCMに合わせ、高田純次さんが孫悟空、佐々木希さんが三蔵法師の衣装で現われると、つめかけた報道陣から一斉にフラッシュがたかれた。
 佐々木希さんが「メールやインターネットを使っても、2,000円で20円のお釣りがくるっていうのはうれしいですね」とコメントすると、
高田純次さんは「じゃあ、100万2,000円払ったら、100万20円もお釣りがきちゃうワケ!? すごいオトクじゃない? ま、ボクはそんなことしませんけど」と返し、場内の爆笑を誘った。

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▲左から、佐々木希さん、高田純次さん、「イチキュッパカ」。

イチキュッパカ篇 はじまり篇

▲発表会では、2013年7月5日よりオンエアされる「だれスマ(だれにでもスマホ)」の新作CMシリーズ、『はじまり篇』『イチキュッパカ篇』も公開された。
 

次ページ>>気になる新製品の詳細をチェック!

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