5.5型のスマホ? ファブレット?
HTC「Desire 816」
今年のMWCで台湾のHTCが発表したスマホはわずか1機種に留まった。しかも、ハイエンドラインの「HTC One」ではなくミドルレンジのDesireシリーズ、「Desire 816」である。
フラグシップモデルについては、3月発表という情報もあるが、とりあえずこのDesire 816を見ていこう。ディスプレー5.5型と現在のハイエンドモデルの主流サイズを踏襲しているが、解像度はフルHDではなく720×1280ドットと控えめ。CPUは1.6GHzのクアッドコア、メモリーは1.5GB、内蔵ストレージは8GB、バッテリーは2600mAh。ストレージの少なさが気になるが、外部ストレージは128GBまで対応しているとのこと。
サイズは78.7×156.6×7.99mmで、重さは165g。ほかにはカメラ機能が特徴で、リアカメラは1300万画素、フロントカメラは500万画素になった。F値は2.2で、フルHDの動画撮影に対応する。さらにHTC Oneシリーズで好評だったカメラ機能「HTC Zoe」が搭載された。
発売時期は3月中に中国で、その後4月から順次世界中で発売するとのこと。ただし、日本への導入は未定だ。