Firefox OSの開発者向け端末「Flame」、1万9980円で28日発売

文●ASCII.jp編集部

2014年07月25日 17時30分

 Mozilla Japanは、Firefox OSを搭載した開発者向け端末「Flame」を7月28日に発売することを公表した。販売はびぎねっとが運営する「Yahoo!ショッピング OSS ストア」で行なわれ、価格は送料で1万9800円。

 Flameは、MozillaとT2Mobileとの提携によって作られた、主にアプリ開発者向けのリファレンス端末だ。ディスプレーは4.5型液晶(480×854ドット)、CPUはデュアルコアのSnapdragon 200 1.2GHz、メモリーは1GB(256MB~1GBの範囲内で設定変更が可能)で、対応ネットワークはGSMとW-CDMA(850/900/1900/2100MHz)。

 スペック自体は世界的に見るとミドルレンジクラスになるが、現在リリースされているFirefox OS端末の中では比較的ハイスペックである。なお、日本国内で利用するための各種認証も取得されている。

 Flameの詳細については、メディア向けイベントを取材した記事を参照いただきたいが、開発者向けのリファレンス端末であるため、日々更新される最新ビルドを導入可能。それを追っかけなくとも、3ヵ月に1度程度の安定版、さらに1ヵ月に1度程度提供される「Foxtrot」と呼ばれる比較的安定したビルドなどが用意され、さらにFoxtrotをベースとした日本語環境ビルドには、日本語入力プログラム「iWnn IME」の試用版も含まれる予定。

メディア向け説明会時に展示された「Flame」


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