LGが国内向けにカスタマイズして、auからリリースする「isaiシリーズ」。夏モデルは「isai vivid LGV32」として、海外でも発売されたばかりの「LG G4」をベースに、さらに進化して登場した。まもなく発売の同機について写真を中心に見ていこう。
鮮やかな表示が特徴の新5.5型WQHD液晶
機能面ではカメラをアピール
“vivid”の名称は新型液晶パネルの特徴である「鮮やかさ」が由来となっている。LG自慢のAH-IPS液晶はバックライトの蛍光体に従来の青と黄ではなく、青/赤/緑の3色を用いることでより色再現度が広くなっているという。また、コントラスト比は従来の1000:1から1500:1に、輝度も400cd/m2から500cd/m2にそれぞれアップしている。
このパネルについてLGでは「IPS-Quantum Display」と名付けてブランド化しているが、実際に画面を見てもその鮮やかさは印象的。また表面にはGorilla Glass 3、タッチパネルはインセル型を採用している。
機能面では本機でもカメラを強くアピールしており、リアの約1600万画素センサーは、センサーサイズが1/2.6型であるほか、F値1.8のレンズを搭載する。また、レーザー光によるAF、3軸光学手ブレ補正なども採用。さらにマニュアルモードでは、ホワイトバランスや露出、シャッタースピード、ISO感度などの自由な設定が可能である。
ソフト面でのisaiならではの機能では「isaiシークレット」がある。この機能をオンにしていると、アドレス帳、音声着信やメールの通知、文字入力の予測変換などを表示しないようにできる。その場合でも、時刻表示を24時間表示⇔12時間表示で切り替えるなどして、着信があったことを密かに知らせる機能も用意されている。
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