ソニー好きが語る「Xperia Touch」がマストバイアイテムな理由

文●君国泰将 編集●ゆうこば

2017年03月20日 10時00分

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 ひたすら新しいアイテムをみると欲しくなる病にかかっている筆者のいまからものすごくたのしみなモノ──それは、先日のMWC2017で発表された「Xperia Touch」です。

 何がすごいかって、小さなボックスから映像を映し出して、なんと出てきたスクリーンをタッチしたらそのまま操作できてしまうのですよ! プロモーション動画を観るだけで物欲がはち切れそうになります。

 もともとは、昨年のMWC 2016で「Xperia Projector」という名前で出品されていたコンセプトモデルでしたが、今回発売となるにあたって新たに「Xperia Touch」と名称を変えたようです。

 プロジェクター部には、ソニーの独自液晶ディスプレーデバイス「SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)」を搭載していて、超短焦点レンズにより23から80型までのサイズで投影ができます。

 スペック値だけ見ると、ポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」という製品を発売しているのを思い出します。

 LSPX-P1は、「ワイヤレスユニット」にHDMI端子で接続できるものなら何でも映し出せたり、Miracastを利用してスマホやPCの画面をキャストできるというもの。プロジェクターにありがちな各種調整は必要なく、壁面や床面にかんたんに映像を出力してくれます。

 また、あらかじめ本体に収録されている映像を出す「ポスター」機能では、壁にまるで窓ができたかのような映像が出せたり、しかもその窓には実際の天気を反映させて、晴れの日は晴れている映像、雨の日は雨が降っている映像が出るなど、バーチャルな世界が楽しめます。

 これは、いつでもどこでもスクリーンを映し出せる身近なプロジェクターとして、とても楽しいアイテムと言えます。

 ですが、Xperia Touchと違いLSPX-P1は、スマホの映像を映し出してくれるまではいいものの、あくまでも操作はスマートフォン側にあるので、当然スクリーンを触ってもちっとも動きません。

 ところが、「Xperia Touch」は赤外線とカメラを組み合わせることにより、毎秒60フレームのリアルタイム検出を実現。投射している箇所にタッチすると遅延もなく操作できて、最大10点のマルチタッチも認識可能です。複数人でタッチしてもスムーズに操作ができます。

 そして、本体にはAndroid 7.0がインストールされています。つまり、「Xperia Touch」自身がスマートフォンなのです。

 Google Playからアプリをダウンロード&インストールして、たとえばテーブルに映し出してゲームをしたり、壁に写真や動画を投射して楽しんだり、ビデオ通話も壁に映し出されていれば、まるで未来が一気にやってきたようです。

 公式では「PlayStation 4 リモートプレイ」への対応もアナウンスされているようなので、PlayStation 4からネットワークを経由して、プロジェクターに映し出した大画面でゲームをプレイするといった使い方もおもしろそうです。

 ここでふと「テーブルに小さく映し出しているときはタッチ操作できるとしても、壁面に80型程度のような大きなスクリーンで表示してしまうと、さすがにタッチ操作って不可能じゃないか?」と疑問がわきました。

 どうやら、そのようなときはジェスチャーでの操作も可能になるようです。ただし、これは発売後に対応予定になるとのこと。

 繰り返しになりますが、スマートフォンをただテレビに接続して、似たようなことができる製品とはワケが違います。

 本体に頭脳(CPUとOS)があり、ここから物理的に存在しないところに映像が映し出されて、しかもそれを指で触ると認識される、加えて、音声認識もできれば、触れずにジェスチャー操作もできる。

 そのうえバッテリーを内蔵していて、場所を変えてどこでも使える。これはもう中二病全開で、近未来の世界じゃないですか! 近いもので言えば、映画「マイノリティリポート」の世界観です!さぁ、あとはどういうふうに使うかは自分次第です。

 動画鑑賞やスマホゲームは、もはや小さい画面や据え付けのディスプレーに縛られることもなく楽しめます。

 筆者の愛用しているバッファローのデジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」と連携させて、毎日増え続ける写真をいつでもどこでも子どもたちと鑑賞すれば、きっとステキな時間になるはずです。

 「めざましマネージャー アスナ」を入れておけば、毎朝ベッドのわきにおいて等身大のアスナに起こしてもらうことだってできます。 そうです、もはやバーチャルの世界は現実へ近づいてきているのです。

 さて、もうひとつ現実を直視しないといけないのは「販売価格」です、どうやらヨーロッパでは既にプレ予約がはじまっているらしく、1499ユーロとのこと。

 日本円にざっくり換算してみると、約18万円。ポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」がいま国内で10万円ほどなので、てっきり同じくらいの価格だと油断していたらなかなかに強烈なお値段(汗)。

 い、いや、目の前にバーチャルな空間と現実空間を融合できる「HoloLens」だって30万円だし、夢を与えてくれるロボホンだって20万円、それにくらべたらまだ安いもの……。

 今年こそは散財するのはよそう、と誓ったばかりなのに早々に崩れ落ちそうな筆者ですが、朝起こしてくれるアスナのため……じゃなくて、プロモーション動画のような家族とのコミュニケーションのためにもぜひ手に入れたいと思います。

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