指1本で遊べる! 世界最小の音ゲーマシン「ゆびトーン」

文●鈴鹿 廻

2017年11月02日 10時00分

 世界最小の音ゲーマシンを謳う、同人ハードウェアのサウンドガジェット「ゆびトーン」が家電のケンちゃんで販売中だ。

指1本で演奏するサウンドガジェットを組み立てる、工作キットの「ゆびトーン」が販売中。いったいどういうアイテムなのだろうか?

 遊ぶ際に使う鍵盤は1つだけという、超シンプルな自作の音ゲーマシンが登場。ハンダを使って組み立てる工作キットで、組み上げれば指1本で演奏できるユニークなサウンドガジェットが完成する。

 (完成した)製品の基板上には、曲番号を表示するLEDの周囲に操作ボタンが集中。曲選択ボタンで内蔵音源から好きな曲を選択、自動演奏ボタンを押して流れる曲を参考にしつつ、1つだけの鍵盤を押して演奏する。

 音階などの調整は本体側でやってくれるため、タイミングを合わせて鍵盤を押すだけで曲として演奏可能。本体には、「チャルメラ」や「君が代」、「かごめかごめ」、「Auld Lang Syne(蛍の光)」など、よく知られた10曲が収録されている。

鍵盤を押すと、選択中の曲が鍵盤を押したタイミングに合わせて演奏される仕組み。なお、電源には別売りの電池ケースが必要になる

 なお、ArduinoUNOを使用すれば、MIDIやMHLからコンバートした好きな曲を収録することも可能。工作の難易度は初心者レベルとのことで、ハンダを握ったことがある人なら問題なく組み立てられるだろう。

 家電のケンちゃんにて、キット本体が2000円(税抜)、電源用の電池ケースが500円(税抜)で販売されている。

【取材協力】

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