各社最強スマホ、Galaxy、isai V30+、Xperiaを比較する

文●小林 誠 編集● ASCII編集部

2018年02月12日 12時00分

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 今回は久しぶりに3大キャリア&主要3メーカーのハイスペックスマホを比較。Galaxy Note8、isai V30+、Xperia XZ1の3機種を取り上げる。端末価格も当然高額なのだが、それだけの性能があることが期待できる。まずはスペック、料金、外観をチェック!

Galaxy Note8
isai V30+
Xperia XZ1

スペックが高く機能も満載 独自性も強い

 今回から取り上げるのはドコモ「Galaxy Note8 SC-01K」、au「isai V30+ LGV35」、ソフトバンク「Xperia XZ1」。いずれも現在国内で販売されているキャリアスマホでは、ハイエンドクラスに位置付けられる。まずは3機種の簡単な紹介から。

●ドコモ「Galaxy Note8 SC-01K」
エッジスクリーンの曲面ディスプレーとタッチペンの「Sペン」が特徴的で、ノートのような書き心地で手書きが可能。画面サイズは18.5:9の縦長6.3型。デュアルカメラに6GBメモリー搭載など、ハイエンドスマホにふさわしい性能を持つ。auからもほぼ同じモデルが販売されている。

●au「isai V30+ LGV35」
LGの有機ELテレビの技術を採用した、高精細なディスプレーが特長。画面サイズはこちらも縦長の6型。デュアルカメラ搭載でレンズのF値1.6、こちらは標準+広角の組み合わせ。B&O PLAYのチューニングによる高音質をうたう。Galaxy Note8と同じく、ドコモとauでほぼ同じモデルが販売されている。

●ソフトバンク「Xperia XZ1」
他2モデルと異なり、縦長ではない通常タイプの5.2型液晶を搭載。カメラに「Motison Eye」と呼ぶ先読み撮影が強化され、スーパースロー撮影や3D撮影もも可能。高音質ハイレゾへの対応、音量アップのスピーカーと音楽再生も進化した。3キャリアからほぼ同じモデルが発売中。

 そのほか、主なスペックは以下のとおり。

  ドコモ「Galaxy Note8
SC-01K」
au「isai V30+
LGV35」
ソフトバンク
「Xperia XZ1」
メーカー サムスン電子 LG ソニーモバイル
本体サイズ 約75×163
×8.6mm
約75×152
×7.4mm
約73×148
×7.4mm
重量 約190g 約158g 約156g
画面サイズ 6.3型 6型 5.2型
画面解像度 1440×2960ドット 1440×2880ドット 1080×1920ドット
OS Android 7.1.1 Android 8.0 Android 8.0
CPU 2.35GHz+1.9GHz
(8コア)
2.35GHz+1.9GHz
(8コア)
2.45GHz+1.9GHz
(8コア)
ROM/RAM 64GB/6GB 128GB/4GB 64GB/4GB
メモリーカード microSDXC
(256GB)
microSDXC
(256GB)
microSDXC
(256GB)
国内4G対応バンド 1/3/19/21
/28/42
1/3/8/18/26
/28/41
1/3/8/11/28
/41/42
キャリアアグリゲーション
VoLTE ○×
連続通話時間 1370分(LTE) 1200分(LTE) 1460分(LTE)
無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 1220万画素×2 1650+1310万画素 1920万画素
インカメラ 800万画素 510万画素 1320万画素
防水/防塵 IPX58/IP6X IPX58/IP6X IPX58/IP6X
ワンセグ
フルセグ
おサイフケータイ
NFC
Bluetooth 5.0 5.0 5.0
MHL(HDMI) × × ×
キャスト ×
SIM形状 nanoSIM nanoSIM nanoSIM
バッテリー容量 3300mAh 3300mAh 2700mAh
Qi ×
生体認証 指紋、顔、虹彩 指紋、顔、音声 指紋
USB端子 Type-C Type-C Type-C
カラバリ Midnight Black、Maple Gold オーロラブラック、クラウドシルバー、モロッカンブルー ムーンリットブルー、ブラック、ウォームシルバー、ヴィーナスピング

 6.3型のGalaxy Note8、6インチのisai V30+のサイズが縦長とは言え、大きいのは当たり前だが、isai V30+がXperia XZ1と重さが近い。他機種と同じく、防水対応ながらこの軽さは魅力の1つだ。

 OSはisai V30+とXperia XZ1が最初からAndroid 8.0。CPUは横並びのSnapdragon 835(クロックは若干異なる)。またストレージが大きいisai V30+は写真や動画を貯め込む人に魅力的。

 カメラはGalaxy Note8とisai V30+のメインカメラがデュアル。Xperia XZ1はシングルであっても、カメラ機能に自信ありなのでそこは実際にチェックが必要だろう。だがXperiaはインカメラが13メガと高画素だ。

 日本向け機能と言われるワンセグ/フルセグ、おサイフケータイなど諸機能もしっかり対応し、防水・防塵も当然対応。海外で普及の兆しをみせているワイヤレス充電のQiにはGalaxy Note8とV30+が対応。生体認証についてもこの2機種は指紋センサーだけでなく、顔認証や虹彩などに対応する。

 3機種、特にGalaxy Note8とV30+は文句なしの豪華スペック。これらのスマホを使えばしばらくは不満も無さそうだが……問題は料金だ。

最安で13万円台~
MNPを含めればソフトバンク「Xperia XZ1」のリード

 続いて2年間使った場合の料金を比較する。まず各社のオンラインショップで本体を購入したと想定しているが、auのアップグレードプログラムEX、ソフトバンクの半額サポートの適用は除外した。主要プランの中からなるべく安いものを選択し、すべて税込で掲載している。また下取りとキャンペーンについては、auのビッグニュースキャンペーンのみ適用し、下取りについてはすべて除いた。

  ドコモ
「Galaxy Note8
SC-01K」
au
「isai V30+
LGV35」
ソフトバンク
「Xperia XZ1」
新規契約
(一括/実質)
12万6360円
/7万6464円
8万8560円 9万3120円
/4万5120円
機種変更
(一括/実質)
12万6360円
/7万6464円
8万8560円 9万3120円
/4万5120円
新規契約
(一括/実質)
12万6360円
/2万6568円
8万8560円 9万3120円
/1万6320円
基本使用料 カケホーダイライト スーパーカケホ スマ放題ライト
1836円 1836円 1836円
通話料 1回5分定額 1回5分定額 1回5分定額
Web接続 spモード LTE NET ウェブ使用料
324円 324円 324円
データ定額 データSパック(2GB) auピタットプラン(~1GB) データ定額ミニ(1GB)
3780円 2678円
/3758円
3132円
その他   アップグレードプログラムEX  
390円
2年間トータルコスト 16万9128円~(MNP) 17万3568円~ 14万3328円~(MNP)

※:48回払い+半額サポート適用(2年後の端末下取りを含む)

 その結果、最安はソフトバンクのXperia XZ1で14万円台で利用が可能。MNP時は月月割の金額が大きく、実質1万6320円と安い。ただしデータ定額ミニは月1GBしか通信容量が無いので、多くの人はもっと料金が高くなるだろう。

 それに続くのは、MNP時のドコモGalaxy Note8で、ギリギリ16万円台。こちらもMNP時はGalaxy Note8が実質2万6568円と安いのだ。しかもソフトバンクのような48回払いを選択したわけではない。しかし新規・機種変更の場合はプラス5万円なので、その場合は一気にコストが上がる。

 17万円台となったのはauのisai V30+。毎月割が適用されないauピタットプラン(auスマートバリューは非加入)での契約を選択した。こちらもauピタットプランの料金は月1GBまでの利用を想定しているため、こちらも実際はさらに高くなるケースが多いだろう。なお毎月割を適用する場合は本体代は実質5万2056円だが、auピタットプランとの契約が不可なので、基本料金/パケット定額が高くなってしまうため、こちらの選択は除外した。

公開当初から、一部内容に間違いがありましたことをお詫びします。また料金プランの内容を一部見直して、あらためて計算し直した数字を掲載しています。(2/13 22:00)

キーが独自配置のGalaxy Note8とisai V30+
スタンダードなXperia

 外観を比べるとGalaxy Note8が頭ひとつぶん高いが、縦長なので案外自然に使える大きさ。isai V30+とXperia XZ1は画面サイズがだいぶ違うのだが、縦長な分、本体サイズは見た目ほぼ同じ。isaiは狭額縁も加わって、6型と言っても比較的コンパクトに感じる。

縦長とは言え、6.3型のGalaxy Note8が一回り大きいが、V30+は案外コンパクトな印象

 Galaxy Note8はエッジスクリーンにはなっているが、わずかにサイド部分があり左側面に音量、Bixbyキー(ユーザーに合わせた情報を表示できる)を用意。慣れていないうちは、Bixbyキーを電源ボタンと間違えることがあるかも。右側面に電源ボタン。上部にSIM、microSDスロット、下部にSペンを収納できる穴があり、USB Type-Cとイヤホン端子がある。背面の上側カメラ周りに指紋センサーや心拍数センサーが集中している。

ディスプレー上のメインキーは左の「・」をタップすることで、一時的に消すことも可能。Sペンはプッシュ式で取り出せる
左側面の下側のボタンはは独自のBixbyキー

 isai V30+は右側面にSIM&microSDスロット、左側面に音量ボタン。背面にあるのは電源ボタン兼指紋センサーで、最初は電源を押すときに戸惑うが、慣れてしまえば普通に使える。上部にイヤホン端子、下部にUSB Type-C端子。

こちらもメインキーはディスプレー表示型。背面にある指紋センサーは電源ボタンも兼ねている
イヤホン端子は上部で、背面下部にはBang & Olufsenによるチューニングの証しとなるロゴがある

 Xperia XZ1は右側面に音量ボタン、大きめの特長的な電源ボタン(指紋センサーと兼用)、さらにその下にカメラボタンというXperiaおなじみの配置。上部にイヤホン端子、下部にUSB Type-C端子、左側面にSIM&microSDカードスロット。

本機もキーはディスプレー表示型。右側面の電源ボタンは指紋センサーを兼ねているのは最近のXperiaシリーズで共通
イヤホン端子は本機も上部に

まずはMNP時の圧倒的安さで
ソフトバンクのXperia XZ1がリード

 高価なキャリアのハイスペックスマホがMNP時とはいえ安く利用できるため、初回の勝利機種はソフトバンクのXperia XZ1としたい。パッと見ただけでは新鮮味があまり感じられないが、操作に慣れやすいというメリットもある。

 Galaxy Note8はスペックだけなら最有力候補。3機種の中でも独自性が強いので優劣がハッキリつきそう。isai V30+はコンパクトで大画面という点では片手操作で有利か。今後は片手操作のテストが多いので強いかも……。

 というわけで次回はスピードチェック。久しぶりに3大キャリアの通信速度も測っているのでお楽しみに。


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