シャープの本気度が伝わるスマホ! フラグシップ「AQUOS R2」、SIMフリー専用「AQUOS sense plus」

文●オカモト/ASCII編集部

2018年05月13日 12時00分

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 シャープは先週8日に発表会を開催し、夏モデルとなる新Androidスマートフォン「AQUOS R2」「AQUOS sense plus」を発表した。前者はキャリア向けのフラグシップ機で、すでにソフトバンクからリリース済。昨年の例からすると、ドコモ/auからも登場が期待できる。後者はSIMフリー専用でMVNOのセットモデルなどで提供予定だ。この2機種について、発表会での写真で紹介しよう。

インカメラ部分が食い込んだノッチ付きIGZO液晶を採用した「AQUOS R2」

ノッチ付きで19:9の6型IGZO液晶を搭載
注目は動画+静止画のデュアルカメラ

 まずは「AQUOS R2」。冬モデルの「AQUOS R Compact」に続く、インカメラ部が半円状に切り抜かれた形となったノッチ(切欠)付きのディスプレーを採用する。そのディスプレーは、19:9の6型IGZO液晶(1440×3040)。タッチしてから、実際に反応するまでの時間を25%削減するなど、スクロール時の滑らかさがさらにアップしたことをアピール。このあたりはパネルメーカーでもあるシャープならではのポイントだろう。

三辺狭額縁で6型ながら横幅は約74mm
背面はガラス素材が採用されている

 デザインは背面に2.5D加工のガラス素材で、側面はシルバーのメタルフレームの組み合わせ。なかなか高級感がある外観だが、後述する縦に並んだデュアルカメラや白と黒の2色のカラバリ(プラチナホワイト、プレミアムブラック)も含め、iPhone Xに雰囲気がかなり寄っていることは否定できない。また、曲線を描くメタルフレームは見た目にもやや厚みを感じるが、実際の数字も約9mmと薄型端末とは言えない。ただ、本体上部にイヤフォン端子が搭載されているのは、省略された端末が増えているだけに◎だろう。

縦に並んだデュアルカメラ。狭額縁でも指紋センサーは前面に
側面は丸みを持ったメタルフレーム。イヤフォン端子も残されている

 そして機能面での最大の注目点はカメラ。動画専用+静止画専用という他社では見られなかった組み合わせを採用している。そもそも縦横比1つ取っても、動画は16:9、写真は4:3が主流と、求められる要素は異なっており、自然な発想のようにも思える。

 発表会でアピールされていたのは、ペットや子供の撮影にこの組み合わせが機能するという点。なかなかベストショットが残しにくいこうした被写体において、動画撮影中の振り向いた瞬間などをAIが自動で判断して、写真を撮影してくれるという。画質面も含めて、実機でレビューしてみたいポイントだ。

 基本スペックは、この夏のハイエンド機の定番であるSnapdragon 845に、4GBメモリー、64GBストレージなど。処理性能については放熱を強化することで、最高クロックで動作できる時間を大幅に延ばしているという。実際に最新3Dゲームをループで動かし続けている端末でも、ほとんど熱さを感じないなど、その性能は体験できた。

充電+YouTubeをループ再生という不可が大きい環境でも温度があまり上がらないという。ゲームを動かし続ける展示も

 OSはもちろんAndroid 8.0。シャープは前年モデルから、Y!mobile向けのAndroid One端末の経験などから、2年のOSアップデート保証と比較的早期のバージョンアップを公表している。実際に前年モデルでは比較的早くからAndroid 8.0が提供されていた。その点でも今のシャープ端末は安心して利用できると言える。

ブランドを統一したことのメリットとして、アクセサリーの充実も挙げられていた
シャープ「AQUOS R2」の主なスペック
ディスプレー 6型IGZO液晶(19:9)
画面解像度 1440×3040
サイズ 約74×156×9mm
重量 約181g
CPU Snapdragon 845
2.6GHz+1.7GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大400GB)
OS Android 8.0
カメラ画素数 リア:2260万画素(静止画)+1630万画素(動画)
/イン:1630万画素
FeliCa
防水/防塵 IPX5,8/IP6X
バッテリー容量 3130mAh
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
カラバリ プラチナホワイト、プレミアムブラック

格安スマホの世界を席巻する可能性大
「AQUOS sense plus」

 続いては、SIMフリー端末の「AQUOS sense plus」。シャープのこれまでのSIMフリースマホは、キャリア向けのミドル機が流用されていた形だった。しかし、今回はSIMフリー専用という形でのリリース。キャリア向け以外の市場にも力を入れていく姿勢が見られる。

ミドルクラスも縦長画面の採用が主流になってきているが、シャープもそのトレンドを採用

 そのAQUOS sense plusは、競争が激しくなっているミドル〜ミドルハイクラス向けに、海外メーカーのライバルを意識したかのように性能アップを果たしている。

 ディスプレーは18:9の5.5型で、もちろんIGZO液晶(1080×2160)。正確な本体サイズはリリースにはないが、16:9の5.2型モデルとほぼ同等だろう。SoCはSnapdrgon 630で、3GBメモリー、32GBストレージでメインカメラは16.2メガ(イン8メガ)。ネットワーク面では、キャリアアグリゲーションにも対応する。本体前面下部には指紋センサーも搭載されている。

基本的にシンプルなデザイン。おサイフケータイ搭載の証であるFeliCaマーク
本機も指紋センサーは前面にあり。USB端子はType-C

 シャープ製スマホということで期待される、防水・防塵(IPX5,8/IP6X)、おサイフケータイはもちろん対応。発表会会場では、2〜3年前のスマホと比較して、性能が上がっていることをアピールしていたが、実際に本機であれば、少し前のキャリアのスマホから乗り換えても、不満を感じるどころか、性能アップを感じることができるはず。格安SIMとの組み合わせで月々の負担も大きく減らせるだろう。

カラバリは3色

 展示されていたカラバリはホワイト、ベージュ、ブラックの3色で、デザインも含めてベーシックという印象。価格次第ではAQUOS sense liteに続いて、格安スマホの世界を席巻しそうな1台だ。

SIMフリー市場に提供されているシャープ製スマホは3機種に

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