ノイズキャンセル性能最強のヘッドフォン:Xperia周辺機器

文●君国泰将 編集●南田ゴウ

2018年11月25日 10時00分

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Xperiaとの相性が最高の
ソニー製Bluetoothヘッドフォン

 「Xperiaとの相性が最高に良いのでは?」と思える、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現したソニーのオーバーヘッドタイプのBluetoothワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM3」は、シリーズとして3は世代目となります。

 初代モデルの「MDR-1000X」を使った時のインパクトはかなり凄いものがありましたが、2年が経過してさらに大きく進化していました。

 WH-1000XM3は、オーバーヘッドタイプのワイヤレスヘッドフォンながら圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングして高音質再生が楽しめたり、高いノイズキャンセリング性能といざという時に外音を拾える便利さが特長です。

 まずは、なんと言っても快適なヘッドフォンの装着性が際立ちます。低反撥ウレタンフォームを立体的に縫製したイヤーパッドとイヤーパッドが内側に倒れ込む構造なので、耳に吸い付くように柔らかくピッタリフィット。

 よりイヤーパッドの柔軟性が高まったことで耳周りの側頭部と接する面積も広がりほどよく圧力が分散され、より疲れにくい快適さ。耳全体が覆われるので音漏れもなく、気密性の高さから低域もしっかりと出ることと、ノイズキャンセリング性能も高まる構造。

 可動部分には複数のシリコンリングを仕込み、使っているときに軋んだ音がしたりカタカタといった音がしないように配慮されています。ヘッドバンド部は細身でありつつも頭頂部にあたるクッションはよりフィットしやすい形状に改良され、軽量化も進んだことで長時間リスニングにも疲れにくくなっています。

 ハウジング部は、折りたためるスイーベル機構により、横向きにしてフラットにすることができ、持ち運び時にはさらに省スペースになります。

Xperiaと共用できるUSB Type-Cに
10分充電のクイックチャージも便利

 充電端子はmicroUSBからUSB Type-Cに変更されており、接続の際に上下を気にしなくて良くなったほか、最近のXperiaの充電と共有できるようになりました。

 10分の充電で5時間利用できるクイックチャージ機能も急いでいるときに便利です。連続再生時間はワイヤレス接続で最大30時間(ノイズキャンセリング機能ON時)と、長時間使用できます。

 XperiaとBluetooth接続するペアリングも、NFCマーク同士を近づければかんたんにペアリング完了。それ以降はNFCを近づけるだけで、切断も再接続もワンタッチという使いやすさです。

 ヘッドフォンの本体部分は、高域再生が可能な40mmHDドライバーユニット、軽量CCAWボイスコイル、振動板材料として理想的な特性を持つLCP(液晶ポリマー)にアルミニウム薄膜をコーティングした「アルミニウムコートLCP振動板」を採用。再生周波数帯域は4Hz-40,000Hzで、感度は104.5dB/mW(有線接続、電源ON時)、101dB/mW(有線接続、電源OFF時)。

 「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」は、ポータブルオーディオ向けとして最高クラスのS/N比と低歪率をあわせ持ったD/A変換回路や、ヘッドフォンアンプを内蔵し、さらには32bitのオーディオ信号処理を行うことで、圧倒的なクリアな音楽再生が可能です。

ノイズキャンセル機能は超強力
この静けさに慣れると手放せない

 ワイヤレスで接続するBluetoothの対応コーデックは、SBC、AAC、aptX、 LDAC(エルダック)、aptX HD(48kHz/24bit)に対応。加えて、抜群のデジタルノイズキャンセリング機能を備えています。

 ヘッドフォンの外側と内側に配置した2つのセンサー(マイク)で集音した騒音と、音楽信号をすべてデジタル化して、DNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンで、「フィードフォワード」「フィードバック」の2つの方式で騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を高精度に作り出すというのが「デュアルノイズセンサーテクノロジー」という機能です。

 ヘッドフォンが周囲の騒音を分析し、3つのノイズキャンセリングモードの中から最適なモードを自動で選択して、ノイキャンの威力は今まで以上に効果を発揮。ノイキャン特有の耳が圧迫されてるイヤな感じもなく、この静けさを手に入れてしまうと手放せなくなります。

 高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1は、従来モデル比で約4倍の処理能力があるおかげで、リアルタイムに解析するノイズキャンセリングの精度を劇的に上げています。使い慣れてくると、ふだんは雑音を耳にしながら生活しているのがわかります。

 さすがに完全な無音になるわけではありませんが、小さい音量でもきちんと音のニュアンスを聴き取れたりと、あらゆる環境でもよりよい状態で音楽を楽しむことができます。

 逆に、周囲の雑音がすっかり消えてしまいすぎて困る時もあります。そんな時には、ヘッドフォンを装着したまま右側のハウジングに大きくタッチすると、一時的に聴いている音楽の音量が小さくなり周囲の音をひろってヘッドフォン内に流れてくるという「クイックアテンションモード」といった機能もあり、とっさのときには便利。

 ヘッドフォンの右側のハウジングは指先でタッチして、音楽再生/一時停止/曲送り/曲戻し、音量調節、ハンズフリー通話/終話といったコントロールに対応しているので見えなくても自然に操作できます。

 Androidの「Google Now」といった音声アシスタント機能の起動もできるので、Xperiaをカバンに入れたままヘッドフォン側の操作と音声操作だけで、電話をかけたり音楽を再生、情報検索といった使い方もできます。

ノイズキャンセル効果は
自分の行動に合わせて細かく調整できる

 オマケに持ち運び用のキャリングケースが付属。ヘッドフォンだけでなく、航空機用プラグアダプター専用ポケットや有線ケーブルとかも入れるポケットもあり、まるまる一式をコンパクトに持ち運べます。

 付属しているステレオミニプラグをつないで有線接続としても使え、付属の航空機用アダプターを使うと、飛行機内でも有線ヘッドフォンとして使うといったこともできます。

 スマホ専用のアプリ「Headphones Connect」を使って詳細な設定もできます。「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」の、外音取り込みのレベル(22段階)を変えて、強烈に効果のあるノイズキャンセリングの効き具合を調整して、周囲の音を全てアプリで細かく調整できます。

 ノイズキャンセリング効果を自動的に調整してくれる「アダプティックサウンドコントロール」を使うと、あらかじめ「止まっている時」「歩いている時」「走っている時」「乗り物に乗っている時」の4パターンから、それぞれ外音取り込みのレベルなどを好みで設定しておくことで、スマホの加速度センサーを利用して、自分の行動ごとに自動的に切り替えられます。

 試験信号音を流して頭の形や髪型、メガネの有無、装着したズレといった個人差を検出してノイズキャンセリングをベストな状態に合わせてくれる「パーソナルNCオプティマイザー」という機能もあります。

イヤフォン端子のないXperiaとセットで
使いたいWX-1000XM3

 ほかにも「サラウンド」や「イコライザー」、音質の切り替えや、バッテリーの持ちに影響する「DSEE HX」のオン/オフにいたるまで、アプリから自分好みで調整することもできます。

 最新のXperiaでは有線接続できるステレオミニプラグが省略されてしまいましたが、そんなときこそWH-1000XM3の出番です。

 Xperiaとなら、より転送ロスが少なくて高音質でヘッドフォンに届くLDAC(エルダック)が利用でき、しかも圧縮音源でもアップスケーリングしてサンプリング周波数とビットレートを最大96kHz/24bitまでアップスケーリングする「DSEE HX」と、高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1の性能も合わせて、スマートフォン単体では難しい音の量感や音のディティールを補ってあまりある良質な音で楽しめます。

 オーバーヘッドタイプのヘッドフォンは室内で使うイメージがつきものですが、このノイズキャンセリングと音質の良さ、そしてコンパクトさも合わさり、Xperiaといっしょに持ってでかけたくなるヘッドフォンです。

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