コンセントが使えるモバイルバッテリー:Xperia周辺機器

文●君国泰将 編集●南田ゴウ

2018年12月09日 10時00分

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コンセントにもつなげる
コンパクトなモバイルバッテリー

 Xperiaを充電するだけであれば、USB端子を備えた小型タイプのモバイルバッテリーで十分ですが、いざという時には、コンセントにもつなげると非常時に便利なはず。

 しかしながら、コンセント、いわゆるAC出力のあるモバイルバッテリーは、その機構ゆえにかなり巨大なものが多く、持ち運びにはあまり向いていません。そこで今回は、大容量かつAC出力もありつつ持ち運びできるサイズに収まる「Anker PowerCore AC」をご紹介しましょう。

 Anker PowerCore ACのバッテリー容量は2万2000mAh。本体サイズは約182×124×31mm、重量は約730g。決して小さいとは言いがたいサイズですが、あくまでもAC出力をもつバッテリーです。グリップをつかんで持ち運ぶタイプの大型バッテリーと比べると薄型で、かつ両面がフラットにできていて極力かさばらない作りになっています。

充電には専用ACアダプターが必要
やや不便だがそのぶん高速で充電可能

 充電には、付属の専用ACアダプターを利用します。一般的なモバイルバッテリーは、USBケーブルを介して充電するものが多いのの、Anker PowerCore ACはACアダプターから最大90Wで充電するため、より早く充電できます。2万2000mAhもの容量があると充電するだけでもひと苦労。時間が差し迫っている際には充電時間は少しでも短いほうが助かります。

 外出時に充電したい場合には、当然このACアダプターが必須となるので、気軽にUSBからも充電できるモバイルバッテリーのような手軽さはなくなりますが、逆にバッテリーを充電しながら、USB出力からXperiaに充電といった使い方ができるのは利点と考えられます。ただし、ACアダプターから充電しながらのAC出力は利用できません。

 どれくらい充電されているかは、4つのランプで確認できます。点灯しているランプが4つで100%、3つで75%、2つで50%、1つで25%というのが目安。使用時にもランプで残量をチェックできます。

 Anker PowerCore ACの出力力ポートは、5V/2.4AのUSBが2ポート(2個同時出力する場合は最大3A)、AC出力。ふだんスマートフォンや「Xperia Ear Duo」を充電する際は、USBからUSB Type-Cのケーブルを接続して充電します。スマホがXperiaであれば、5回程度の充電ができるくらいの余力があります。

カバーをめくるとコンセントが出現
AC出力は最大90Wのため機器を選ぶ

 そして、外装カバーをめくるとAC出力ポートが現れます。AC出力でバッテリーを使うときには、その横にあるスライドスイッチをONにする必要があります。

 いわゆる「コンセント」がつなげるようになると、使い勝手の幅が大きく広がります。ノートパソコンの充電からカメラのバッテリー充電など、USB端子に制限されることなく、手持ちのガジェット類がことごとく充電できる便利さ。

 注意点としては、AC出力は最大90Wまでというところ。中にはより大きな電力を必要とする機器もあるので、外出先で使えなかったと嘆くと前に、いちどACアダプターを接続してきちんと充電できるかどうかを試しておいたほうが良さそうです。

Xperia Touchへの給電が可能
屋外よりアクティブに活用できる

 そして「Xperia Touch」ユーザーには朗報があります。Xperia Touchの電源供給には、本体底面にあるUSB Type-C端子を利用していますが、 電源は15V入力で、動作時には20W近くまで電力を消費します。このため、一般のモバイルバッテリーの出力ではどうしてもXperia Touchに充電することも給電することもできませんでした。

 ところが、Anker PowerCore ACのAC出力は90W出力まで対応しているので、Xperia Touchの電源供給先となれるのです。Xperia Touchのバッテリー容量は1200mAhで持ち運びもできる魅力を持ちながら、プロジェクターとして利用するためどうしても内蔵バッテリーだけでは心もとないところがありました。Anker PowerCore ACと組み合わせれば、電源のない場所でも長く楽しむことができます。

専用のトラベルケースも付属
長期の移動や出張にも役立つ

 一式セットとして、モバイルバッテリー本体と、microUSBケーブル、ACアダプター、収納する専用のトラベルケースまで用意されています。トラベルケースはとてもしっかりとしたもので、本体がぴったり収まるように型がくり抜かれており、ケース内でガタガタと揺れることもありません。

 反対側のスペースにはACアダプターも収めることができ、まさに一式ケースごと持ち運べます。ちなみに、すべてを入れ込んだケース含めての全体総重量は1291gほどでした。

 家庭のコンセントが使えるバッテリーは巨大なタイプが多い中、Anker PowerCore ACはとてもコンパクト。これなら、長期の旅行や出張はもちろんのこと、キャンプや車中泊にも使えて、万が一の不意の停電時にも活躍してくれそうです。

 Xperiaスマートフォンからコンセントを持つガジェット機器から、Xperia Touchに至るまで、電源を確保してくれる最適なモバイルバッテリーと言えるでしょう。

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