新社会人が持っておくと仕事に有利なデジタルガジェット10選

文●柳谷智宣 編集●ASCII編集部

2019年04月15日 12時00分

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 新社会人としてビジネスの現場に出るとき、持っているといろいろ便利なデジタルガジェットを一挙紹介。出張や会議、カフェで作業といったシーンごとに活躍してくれるアイテムをチェックしてみよう。

【新社会人に勧めたいガジェット 1】
スマートタグでビジネスツールの紛失を防ぐ

 ビジネスバッグには、会社のPCや製品資料など絶対に紛失できないものがたくさん入っている。顧客から預かった申込用紙や社外秘の書類・データなどをなくしたりしたら、始末書ですまない場合もある。特に新社会人は、業務をこなすことで精一杯なので周りに目が届きにくい。

 そこでオススメなのが「Qrio Smart Tag」。財布やバッグにタグを付けておけば、スマホアプリから場所を確認できるのだ。

 バッグを置いたまま離れてBluetooth接続が切れると、通知が出るので忘れ物にもすぐに気がつくことが可能だ。

「Qrio Smart Tag」の実売価格は3350円前後
バッグや財布に「Qrio Smart Tag」を付けておけば紛失を防げる。スマホ1台当たり、5個のタグを管理することができる
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【新社会人に勧めたいガジェット 2】
議事録作成のために胸ポケットで録音できるボイスレコーダー

 新入社員に限らないが、業務として会議の議事録作成を担当させられることがある。ノートPCでひたすらタイピングをしてもいいのだが、議論が白熱したり、大人数が同時に喋るとメモが取りにくくなって、大事な話を書き漏らすなんてことも。だったら保険も兼ねてボイスレコーダーを用意しておくといいだろう。

 もちろん、スマホのレコーダーアプリでも録音することはできる。しかし、音質はそれほどよくないし、再生するための機能も最低限。録音中に電話やメールがかかってきて、テーブルの上で振動し始めたら白い目で見られてしまうし、貴重なスマホのバッテリーを減らしてしまうことにもなる。

 音楽を録音するためのレコーダーもあるが、そこまでの機能は必要ない。胸ポケットに指したまま録音できるスティック型でも十分だ。社会人として、ボイスレコーダーは持っておくべし!

パナソニックのICレコーダー「RR-XP009-K」。実売価格は8500円前後
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【新社会人に勧めたいガジェット 3】
もう紙はNG! ペーパーレスを実現するドキュメントスキャナー

 これからの時代、紙に埋もれて仕事をしていては取り残されてしまう。目当ての情報を探すのに時間をかけたり、紙の書類を紛失するリスクを抱えたり、保管場所のスペースを占有したりと、アナログ管理はいいことなし。すべての紙資料は電子化して、ペーパーレス化を実現しよう。

 大量の紙資料をスキャンするなら、ドキュメントスキャナが便利。領収書や名刺、プレゼン資料、契約書、マニュアル、カタログ、紙焼き写真などを片っ端から取り込める。

 画像やPDFで取り込んだデータを管理するのがキモなのだが、「ScanSnap iX1500」(PFU)ならその手間が省ける。あらかじめ設定しておけば、タッチパネルのボタンを押すだけでデータの保存場所を振り分けられるのだ。たとえば、名刺なら名刺管理サービス、領収書は経理ソフト、マニュアルなら指定のフォルダーといった具合だ。

「ScanSnap iX1500」の実売価格は4万3500円前後
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【新社会人に勧めたいガジェット 4】
カフェでノートPCを置いたまま離席するなら「トレネ」

 外出先でノートPCを使っていて、ちょっと離席する時、いつもチクリと心配になる。ほとんどの場合は誰も盗まないだろうが、万一ということもあり得る。とは言え、飲み物を買ったり、電話したり、トイレに行くだけで毎回PCをバッグに入れて持ち運ぶのは面倒。混んでいれば、席が取られてしまうかもしれない。

 そこでオススメしたいユニークアイテムが「トレネ」(キングジム)。離席するときにノートPCの上に置いておけば見守りを開始。他の人がPCを動かそうとすると、アラームが鳴る仕組みだ。本人が席に戻ってくれば自動的にスタンバイになるので、動かしても鳴らない。完璧な防犯というより、日々のストレスを軽減してくれるスマートガジェットと言えるだろう。ちなみに、これを使っていても海外では危険なので離席するときはPCも一緒に!

トレネ「TRN10」の価格は4500円前後
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【新社会人に勧めたいガジェット 5】
外音を遮断して仕事に集中! ノイズキャンセルヘッドフォン

 トレネとともに外出先での作業にオススメなのが、ノイズキャンセリング機能付きヘッドフォン。喫茶店や飛行機、新幹線などで仕事する場合、外音が邪魔になる。そんなときは、仕事に集中するために装着するべし! 騒音を打ち消すキャンセリング信号を発生し、周囲の音を低減させる。もちろん、そのうえで普通に音楽を再生して楽しむこともできる。

 ノイズキャンセル性能は製品によって大きく異なる。だいたい価格に比例しているので、騒音除去を目的とするなら格安製品は避けた方がいいだろう。

 少々高くなるが、音楽好きなうえノイズキャンセル機能も本気で欲しいならソニーの「WH-1000XM3」がオススメ。轟音の飛行機の中でも、快適な環境を得られる。

がっつりノイズキャンセルしたいならソニーの「WH-1000XM3」がイチオシ。実売価格は3万3000円前後
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【新社会人に勧めたいガジェット 6】
スマホが割れて連絡できませんは通用しない! 保護ガラスを貼れ!

 社会人になると急ぎの電話だったりメールだったりがある。もしスマホを落としてディスプレーが割れてしまい、電話に出られない、メールが読めないことで大事な契約が白紙に戻ってしまったら……考えるだけでも恐ろしい。

 新社会人もスマホは当然持っていることと思うが、転ばぬ先の杖と言うことで買っておきたいのが保護ガラス。スマホのディスプレーに貼り付け、万一落としてしまったときにも保護してくれるというもの。モノにもよるがだいたい1000円前後の出費なので、コスパは絶大。

 中でもオススメが、Nimasoのガラス保護フィルム。薄さ0.26mmなのに、なかなかの耐久度。実際にスマホに貼ってテストしたところ、160センチ、174センチ、190センチの高さから落としてもびくともしなかったのが凄い。ガラスの硬度は9Hでドリルを当てても傷も付かず、手触りもいい。指紋も付きにくいので、使い勝手も悪くない。

 ガイド枠が付いており貼りやすいように工夫されているうえ、気泡が入っても抜けていくようになっている。しかも、2枚入りというのがうれしい。

「Nimaso iPhone XR 用 全面保護フィルム 強化ガラス」の実売価格は1300円前後
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【新社会人に勧めたいガジェット 7】
スマホの電池切れは理由にならない! モバイルバッテリーは必須!

 保護ガラスと同じくらい大事なのが、スマホのバッテリー残量。外出時にスマホのバッテリーが切れてしまったら大変だ。ディスプレーが割れても多少の機能は使えることもあるが、バッテリー切れは非常に危険だ。何もできなくなってしまうのだから。絶海の孤島にひとりで放り出された感じだ。

 だが、そんな時のための必需品がモバイルバッテリー。コンビニや量販店など、どこでも売っているものだが、怪しい製造元の激安品を買うと、スペック通りの性能がなかったり、短期間でへたってしまったり、最悪発火の危険性もあるなど、安物買いの銭失いになってしまうこともある。長くしっかり使いたいなら、Ankerやcheeroといった定評のあるメーカー製品を選ぶことをオススメする。

 必要なバッテリー容量は人によるが、万一の充電切れに対応するなら5000mAhあればなんとかなる。1泊の出張なら最低1万mAhは欲しいところ。2万mAhクラスの製品ならより安心だが、その分重くなるので、用途に合わせて選ぼう。あまり容量が大きすぎると飛行機に持ち込めないこともあるので注意。

「Anker PowerCore 10000 PD」の容量は1万mAh。実売価格は4599円
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【新社会人に勧めたいガジェット 8】
ホテルでデュアルディスプレーにするHDMIケーブル

 新社会人が出張に行かされることはあまりないかもしれないが、仕事を続けていけば必ず出張という業務にぶつかる。いつもと違う環境で普段と同じポテンシャルが発揮できるのかが試されるのだ。

 できるだけ普段と同じ環境を構築するためのガジェットを紹介しよう。それがHDMIケーブルだ。いたって普通のアイテムなので、ちょっと拍子抜けかもしれないが、ホテルの部屋にある大画面のテレビとノートPCをつないで、サブディスプレーとして利用するのである。

 いつもデュアルディスプレーで仕事をしている場合、出張先でノートPCの1画面では物足りない。ホテルの部屋でデュアルディスプレー環境を構築すれば、ノートPCの画面で文書を作成しつつ、大画面テレビには情報収集用のブラウザーやTwitter、LINEといったアプリを表示しておくなど、効率良く作業できるだろう。

ケーブルはちょっと長めがオススメ。写真はエレコムの2m長HDMIケーブル「CAC-HD14EY20BK」。ホテルにあるテレビのHDMIケーブルに接続する
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【新社会人に勧めたいガジェット 9】
ホテルの有線LANを無線で使う小型ルーター

 出張先で泊まったホテルのWi-Fiが遅い、なんてのはよくあること。これは、ホテルの回線のせいではなく、単に利用人数が集中してしまっているため、無線ルーターのキャパシティーをオーバーしているからだ。だからといって「Wi-Fiが遅いから仕事できませんでした」なんて言い訳は会社は許してくれない。

 もし部屋に有線LANが引いてあるなら、ホテルルーターを利用して、自分だけのWi-Fi環境を作ろう。ホテルルーターとは、有線LANケーブルをつないでWi-Fi化できるコンパクトな無線LANルーターのこと。USB給電で動作し、インターネットがなくても手持ちのデバイス間でネットワークを構築することもできる。軽いし安価なので、持っておくといざというときに助かる。

バッファローのトラベルルーター「WMR-433W」。実売価格は1000円前後
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【新社会人に勧めたいガジェット 10】
スーツケースもスマホ対応モデルを選べ!

 社会人たるもの、出張に持っていくスーツケースにもこだわりたい。すぐに空港を出るために、機内持ち込みができる大きさがベスト。手荷物検査もうるさいので、PCをサクッと取り出せる形状がいい。疲れているときに、引っ張るときのガラガラ音が響くと堪えるので、できるだけ静かなキャスターだと助かる。アメリカ出張に備え、TSAロック付きだと余計な出費も抑えられるだろう。

 そこでオススメなのが、スマートラゲージ「マックスパス スマート」。上記の条件をすべてクリアした上、スマホにも対応しているのだ。

 旅行時にはスマホをヘビーユースするので、バッテリーががんがん減ってしまうが、そのたびに手荷物の中のモバイルバッテリーを取り出すのは面倒。「マックスパス スマート」は上部に5000mAhのバッテリーを搭載しており、スーツケースを開かなくてもさくっとスマホを充電できる。

 さらに、TrackR機能を搭載しており、スーツケースとスマホをBluetoothで接続。スーツケースを置き引きされたり、スマホを忘れてその場所を離れてしまったときなどに、警告音を鳴らして教えてくれるのが心強い。

「マックスパス スマート」の実売価格は7万1280円
スーツケース上部から充電ケーブルを引き出せる
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 以上が、持っているとビジネスで役立つデジタルガジェット10選となる。全部買う必要はないが、どれもニーズにはまるととても大きなメリットが得られるので、ぜひ購入を検討してみよう。

筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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