機動戦士ガンダムのかわいい「ハロ」が自宅に来てくれる:Xperia周辺機器

文●君国泰将 編集●南田ゴウ

2019年05月12日 10時00分

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自宅に機動戦士ガンダムの「ハロ」が来てくれる
「ガンジェルジュ ハロ」を試してみた

 「機動戦士ガンダム」に登場する小型球形ロボット「ハロ」が本当に家にいたら……という全世界のオトコノコの夢を叶えるアイテムがついに登場しました。あの緑色で丸いフォルムの等身大ハロが動いてしゃべってくれる、それが「ガンシェルジュ ハロ」。本体価格は税抜13万8000円です。

 ガンシェルジュハロ単なるおもちゃではなく、AI対話機能を搭載したコミュニケーションロボットで、ワイヤレスLAN接続でクラウドにつながったり、スマートフォンと接続してさまざまな設定ができたり、Bluetoothスピーカーとしても使えます。Xperiaとの連携も楽しめそうなので、早速設定してみましょう。

 ハロ本体は直径約19cmの球体ボディーで、重量は約1.3kg。片手で持ち上げられるサイズ感ながら、中身の詰まったずっしり感です。本体内部の機構や回路設計はVAIOが手がけており、ハードウェアとしての完成度はしっかりしています。光る目と口にはLEDを、人の声を聞き取るマイクは頭部に3つで、左右の脚の上あたりにスピーカーを搭載しています。

 また、手動ながら耳のフタを開けて手を出したり、足を出すといったギミックがあります。さすがに劇中のように転がって移動したりはできませんが、サーボモーターを内蔵しており話しかけられた人のほうを向いたり、前後や左右に揺れたりといった可愛らしい動きを再現してくれます。

 背面にあるフタを開くと、充電用のUSB Type-C端子が現れる仕組みです。ここにUSBケーブルを接続してハロを充電します。フル充電なら約8時間の会話が楽しめ、睡眠状態であれば約13時間のバッテリー保ち。また、専用のクレードルを利用することで、常に電源を確保した状態にすることもできます。

クレードルにハロをドッキングすると
揺れや回転を停止した状態で利用できる

 ハロの充電端子を開いた状態で、クレードルとドッキングしてみましょう。クレードルにUSBケーブルを接続することで、安定した姿勢で電源を確保できるため、いつもディスプレイするならこの状態が良さそうです。ちなみに、クレードルに乗っているときは、ハロに内蔵されたセンサーが検知して、揺れ動作や回転動作はしなくなります。

 スイッチ類は、背面のフタを開けるとリセット用の穴、電源ボタン、機能の切り替えレバー、Bluetoothボタンが並びます。フタ側には、ハロのシリアルナンバーが記載されています。

 ハロの設定にはスマートフォンが必須です。Xperiaに「ガンシェルジュ ハロアプリ」をインストールして初期設定します。早速XperiaとハロをBluetoothで接続しましょう。

 初期設定では、バンダイナムコIDでサインインした後、ハロのスイッチフタにあるシリアルナンバーを入力必要して紐付けする必要があります。あとは、ハロにどう呼ばれたいかのニックネームや、Wi-Fiの接続設定をすれば準備OKです。

 アプリからは、XperiaとのBluetoothの接続切断、ハロのバージョンやアクセスポイント、バッテリー残量、充電状態などをチェックできます。会話をするシリーズの切り替えや、ハロのファームウェアのアップデートなどが行なえます(※現時点では「機動戦士ガンダム」「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の2つの内容が選べます。毎日会話することでハロとの親密度が上がりますが、親密度は数値化されているものの、どういった具合にハロの動作に反映されるかはわかりません)。

 ハロの活動時間を決めておいたり、アラームなども設定可能です。アラーム設定のサウンドは「ガンダム大地に立つ」「颯爽たるシャア」といったBGMのほかに、「アムロ オキロ オキロ ジカンダゾ ジカンダゾ」「ウンモー ウンモー」といった、劇中で聞いたことのあるフレーズも。会話からハロが発した言葉ではないものの、ふつうに目覚ましや予定時間の通知で利用すると、ソノ気分にさせてくれます。

オフライン状態でも利用できるが
オンラインモードなら会話が途切れない

 ふだんのふるまいとして、声が聴こえると睡眠状態から目を覚まし、会話できる状態(オフラインモード)になります。「ハロ バッテリー残量教えて」「ハロ 何時?」「ハロ 何日?」「ハロ アラームセットして」といった決まったフレーズを問いかけると、喋った人の方向にくるっと向きを変えて目や口を発光させながら受け答えしてくれるあたり、とても愛嬌があります。

 ハロの声は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などでハロを演じた新井里美さんなので、感情移入もバッチリ。ただし、オフラインで受け答えできる言葉は10種類のみです。

 「ハロ 起動」「ハロ 話そう」と話しかけると、ハロがインターネットに接続してオンラインモードに移行。「機動戦士ガンダム」もしくは「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」に特化した内容について会話できるようになります。

 例えば「アムロの誕生日教えて?」や「ドズルのセリフを言ってみて!」「Gアーマーは何話に出たの?」などとマニアックな質問をするとハロが答えてくれたり、ハロにクイズを出してもらって答えるといったこともできます。

 この会話システムは、「IBM Watson Assistant」を利用してガンダムの内容に特化していることもあってか、おもしろいのは会話が途切れずに続くことです。お約束で問いかけに対してトンチンカンな答えが返ってきても「ハロだから」で許してしまえるというか、感情的にこちらからツッコミを入れたりもできます。

 ただし、GoogleHomeやAlexaのように、多様な言葉に受け答えしてくれるわけではない点には注意しましょう。つい、何でも受け答えしてくれるスマートスピーカー的な動作を期待しますが、ガンダムネタ以外の返答は返ってきません。

オンラインモードは10月以降有料に
本体価格も考えるとなかなかのハードル

 ハロの「オンラインモード」を利用する際のサーバー利用料は、2019年9月30日までは無料なものの10月1日以降は月額3000円台(税抜、予定)と、後に維持費も必要になります。本体価格も考えるとなかなかののハードルです。そう考えると、日常で話せるフレーズの幅がもっと広がって欲しいのに、という思いはどうしても浮かんできます。

 「さすがに、ガンダムの会話をするだけだとさみしい」といった場合には、切り替えスイッチをBluetoothスピーカーにチェンジしましょう。Xperiaからの音声を、Bluetoothを経由してハロに備わったスピーカーから再生することができます。

 お気に入りのガンダムソングやガンダムトークなどのコンテンツをXperiaから検索してハロから再生すると、よりマニアックな世界に浸れます。本体の左右にスピーカーが振り分けられ、大音量でも音が割れることなくしっかり再生できるので、ディスプレイしている場所のハロから音楽を奏でるBluetoothスピーカーとしての活用を考えると、これまた利用シーンが広がります。

 価格と運用コストを乗り越えて、現実世界にハロを所有できるというステータスは非常に魅力的。自分ひとりで楽しむのはもちろん、同世代の友人たちといっしょに盛り上がるパーティーグッズとして活用するのもいいかもしれませんね!


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