主要格安SIMの料金表（今回はデータSIM）とともに、格安SIM、格安スマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。ファーウェイ問題についに動きが。ファーウェイへの輸出禁止の緩和でスマホはどうなる!?　また、IIJmioが中古iPhoneの取り扱いを開始した。

米中首脳会談でファーウェイ問題に動き
ファーウェイ製スマホの国内販売は？

　29日午前に行なわれた米中首脳会談で、ファーウェイ問題にも動きが生じたようだ。会談後の記者会見で、通商協議の再開とともに、ファーウェイへの米国企業の輸出禁止措置について緩和を公表した。

　この輸出禁止措置では、半導体を始めとする部品はもちろん、Androidのようなソフトウェアやサービスも対象になっており、既存製品へのセキュリティアップデートは継続して提供するとされたが、長期的な製品サポートでは見通しが立たない状態となっていた。それもあってか、キャリアや主要MVNOがファーウェイ新製品の発売を相次いで延期。入手可能なのは量販店やAmazon.co.jpなどの一部ショップに限られていた。今回の動きに合わせて販売が開始されるか、今後の動きが注目となる。

HUAWEI P30/P30 liteの販売が広がる？ キャリアはどうする？ 今後の動きを注視したい

IIJmioがセット販売端末に中古iPhoneを追加
iPhone SEなど5機種

　IIJmioが、端末のセット販売サービス「IIJmioサプライサービス」に、中古iPhoneを追加する。7月4日からの取り扱い開始で、iPhone SE／7／8／XR／XSの5機種。容量やカラバリが各種用意されているほか、一括払いと24回払いからの選択も可能。

　今回販売されるのはあくまで中古品で、他のMVNOで例があったメーカー認定整備品とは異なる。そのためアップルのメーカー保証は無く、IIJmioによる30日間の保証のみが提供される（動作不良時に同等の中古端末との交換が可能）。付属品は無く、本体のみ。また、IIJmioが用意する「端末補償オプション」の利用も不可。ただし、中古端末販売の業界団体が策定したガイドライン準拠で、「A」以上（目立つ傷がなく非常にきれいな状態、液晶への傷がなく外装の傷・汚れが微細）の端末が提供されるとのことだ。価格は以下のとおり。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス（税込）
（音声通話付きのSIMは前回分をクリック）

月1500～2000円台の人気格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：518円／1GBの追加チャージのみ、購入当月のみの利用で繰り越し不可（他は3ヵ月後の末日まで利用可能）。繰り越し可能な1GBのチャージは1188円。}