Surface Proがさらに協力に便利になるキックスタンドを入手!

文●柳谷智宣 編集●ASCII編集部

2019年08月03日 10時00分

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 ビジネスシーンでSurface Proを使っている人がどんどん増えているように感じる。筆者も数年前から愛用しているのだが、インターフェースがUSB×1とMini DisplayPortのみと貧弱なのが悩みどころ。いろいろな周辺機器が発売されているが、それをイチイチ買いそろえるのも面倒だ。今回は、そんな人にオススメのマルチハブ「KICKSTAND Hub for Surface」を紹介しよう。ちなみに、アスキーストアで購入可能である。

Surface Proの背面に装着し、HDMIやUSB、ギガビットイーサネットなどを増設できる「KICKSTAND Hub for Surface」

安くて軽いのにHDMI出力に対応しつつ
有線LANやUSBを増設できる

 現在、筆者が外出先で使っているノート・タブレットPCは、2017年に発売された「Surface Pro」。2012年に発売された初代の「Surface Pro」と2014年の「Surface Pro 3」も使っており、2モデルごとに買い換えている感じだ。

 PCの性能はやや発熱が気になるくらいで、ほぼ満足している。ただ、何かいつもと違うことをしたくなったときに、インターフェースが少なく面倒を感じることがある。

筆者が愛用する1世代前のSurface Pro

 インターフェースはUSB 3.0が1基とMini DisplayPort、Surface Connect端子、microSDカードリーダーのみ。スマホで使うmicroSDカードは利用できるが、デジカメのSDカードは入らない。外付けキーボードとマウスを使いたいとか、ストレージやカードリーダーを使う際も、USB端子が足りなくなる。映像出力端子がMini DisplayPortというのも使いづらい。当たり前だが、有線LANポートもない。

USBとMini DisplayPortのみとインターフェースに不満アリ

 もちろん、Surface Pro用のアクセサリーも用意されている。Mini DisplayPortからHDMI端子に変換するアダプターや、USB接続のイーサネットアダプターはそれぞれ5832円。USB端子を増設するUSBハブやSDカードリーダーは量販店で1000円から購入できる。とは言え、ごちゃごちゃと買いそろえて持ち運ぶのは手間だし、忘れたり紛失したりする可能性も高くなる。

 そこで「Surface Dock」というインターフェースの増設デバイスが発売されている。USB 3.0を4つとギガビットイーサネットポート、Mini DisplayPortを2基備えている。5世代相当のSurface Proはもちろん、今年発売されたSurface Pro 6にも対応しているのだが、ネックが2つ。映像出力がMini DisplayPortであるという点と、2万7432円という価格だ。さらに、外出先に持って行くことを考えると、550gという重さも気になってくる。

「Surface Dock」も便利だが、映像出力と価格がネック

持ち運ぶなら汎用性と軽量はマスト

 外出先で使うなら、映像出力は汎用性の高いHDMIで、有線LANと数個のUSB端子があればいい。そのうえ、軽くて安ければ文句なし。そんな製品を探している人にオススメなのが「KICKSTAND Hub for Surface」だ。Surface Pro 6/Surface Pro(2017)/Surface Pro 4/Surface Pro 3/Surface 3に対応するSurface専用のマルチハブで、価格はなんと5800円。純正の映像や有線LANアダプターより安く、すべてを手に入れられるのだ。

「KICKSTAND Hub for Surface」の価格は5800円。アスキーストアで取り扱い中

 本体サイズはW260×D34×H35mmで、重量は約160gと軽い。映像出力はHDMIに変換され、ギガビットイーサネットポートも搭載している。USB 3.0端子を3つ備え、バスパワーでも動作するし、セルフパワー動作用のACアダプターも付属している。スペック的には問題なし。

 早速使ってみよう。本体は大きめのUSBハブのような形状で、160gながら見た目の大きさからもっと軽く感じてしまう。両サイドにある固定用のフックを引っ張ると伸びるので、Surface Proのスタンドを挟めばいい。バネで自動的に縮まるのが便利だ。

 続けて、USBケーブルとMini DisplayPortケーブルを接続する。これでSurface Proのインターフェースは埋まるので、周辺機器などは「KICKSTAND Hub for Surface」に接続するようになる。

「KICKSTAND Hub for Surface」
本体をキックスタンドに装着してケーブルを接続する

 キーボードやマウス、SDカードリーダーなどであれば、このまま利用可能。外付けHDDやスキャナー、プリンターなど、セルフパワー動作する周辺機器を接続する場合は、付属のACアダプターを接続して利用する。

 USB 3.0ポートを3つ備えており、もちろんすべて同時に利用できる。フルサイズのHDMIケーブルを接続すれば、デュアルディスプレー表示も簡単だ。解像度も最大3840×2160ドットまで対応できる。

左から、HDMI端子、USB 3.0×3、イーサネット端子
USBデバイスを3つ同時接続できる
セルフパワーが必要な場合は、同梱のACアダプターを接続すればいい

 ギガビットイーサネット端子はオフィスや出張先のホテルなどで活躍する。通信速度が向上するだけでなく、無線と比べてセキュリティー面で安心できる。

 試しに、事務所の有線LAN環境につなげてインターネット接続速度の計測をしたところ、デスクトップのメインPCが800Mbpsだったのに、「KICKSTAND Hub for Surface」だと840Mbpsをたたき出した。少なくとも、ボトルネックになることはなさそうだ。

Wi-Fiを切り、Fast.com(https://fast.com/ja/)で速度を計測した

 外出先でセルフパワーが不要であれば、本体の160gだけでOK。使うかどうかわからなくても、鞄に入れておいて負担になる重さではない。HDMI出力でプレゼンすることが多いなら、重宝することだろう。

 純正のタイプカバーを使わない人は、外付けのキーボードとマウスを利用することになる。しかし、ワイヤレスタイプを使いたくないとか、トラブル時の対処などでUSB接続の有線タイプを利用するケースもあるだろう。そんな場合にも、USB 3.0端子を3つ備える「KICKSTAND Hub for Surface」は手放せない。Surface Proユーザーでインターフェースに不満があるなら使ってほしいデバイスなのでチェックしてみよう。

筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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