Facebookでの人間関係疲れを避ける10のテクニック

文●柳谷智宣 編集●ASCII編集部

2019年08月15日 10時00分

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SNSはストレスを溜め込まず賢く使おう!

 筆者はSNSはFacebookをメインに使っているのだが、「疲れた」という理由でほとんど使わなくなったり、Instagramに移ってしまった友達が増えてきた。FacebookはTwitterやInstagramよりも人とのつながりが強いので、その人間関係に疲れてしまうというのだ。別にそこまで気にしなくてもいいのでは、とも思うのだが、ストレスが溜まるならたしかに時間の無駄になってしまう。そこで、今回は、人間関係で疲れないためのFacebookワザを紹介する。Facebook以外にも応用できるワザもあるので、最近ちょっとSNS疲れが……という人は参考にしてほしい。

Facebookの設定をカスタマイズすれば、無駄な疲弊を抑えられる。SNSは楽しく活用しよう

SNS疲れを避けるワザ その1
一時的、恒久的にフォローをはずす(友達はそのまま)

 Facebookでつながっている友達の数が増えると、タイムラインに読みたくない人の投稿が出てくることがある。超絶ネガティブだったり、ものすごく右か左に寄っていたり、人を攻撃したり、マウンティングしたりする投稿を見ていると気が滅入ってしまうだろう。

 もちろん、無視すればいいだけなのだが、ついつい目が留まってしまうので、Facebookが読んでいると判断するのか、他の人より表示される頻度が上がったりするのも困る。そんな時は、まず30日間投稿が表示されないようにしてみよう。

 投稿の右上にある「・・・」ボタンをタップし、「○○さんのフォローを30日間休止」をタップ。すると、投稿が非表示になり、その後も30日間は表示されなくなる。その後、復活してそれでも困る投稿ばかりなら、「フォローをやめる」をタップすればいい。友達のつながりはそのままなので、相手に気がつかれず投稿が目に入らないようにできる。

「・・・」をタップし、「○○さんのフォローを30日間休止」をタップ
投稿が非表示になる
「フォローをやめる」をタップすればずっと表示されなくなる

SNS疲れを避けるワザ その2
本名を出さずにペンネームでFacebookを運用する

 Facebookは本名での利用が原則。偽名での登録は違反となり、報告されればアカウント凍結の危険もある。個人ページでもペンネームを登録することはできるが、本名を非表示にすることはできない。そんな時は、個人ブログとしてFacebookページを立ち上げればいい。簡単操作で開設でき、もちろん無料。元のアカウントは表示されないので、本名がバレることもない。

 メニューから管理しているページを開き、「+作成」をタップ。画面の指示に従って、プロフィールなどを設定すれば準備完了。ペンネームで情報発信が可能になる。

メニューから「管理しているページ」から「+作成」を開く
「個人ブログ」を選択してページを開設する
ペンネームを使ったFacebookページを作成できた

SNS疲れを避けるワザ その3
名前の変更方法と間違えたときのリカバリー方法

 規約をよく読まずに本名でなく、あだ名やペンネームで登録してしまう人もいる。Facebookもそこまで細かくチェックしているわけではないのだが、「ペンネームは規約違反だ!」と他のユーザーから突っ込まれることがある。

 反論してもしかたがないので、名前を修正しよう。もちろん、結婚などで苗字が変わったときなどでも名前を変更できる。「設定」から「名前」を開き、新しい姓名を入力し、「変更を確認」をクリックすればいい。

 通常は、名前を変更すると60日間変更できなくなるので間違えないように。48時間以内であれば、元の名前に戻すことは可能だ。本名運用を知らずにペンネームにしてしまった時などは戻せばいいだろう。

 本当に変更したいのに、誤入力してしまった場合は、別のフォームから修正依頼を出すと、60日経つ前でも変更してもらえる可能性がある。

「設定」→「一般」→「名前」をクリックして、名前を変更した画面。48時間以内なら、「以前の名前を使用」で戻せる
期間内に再変更するなら「詳しくはこちら」をクリックし、「こちらのフォーム」を開く
新しい名前と本人確認書類と変更理由を添えて名前の変更申請をする

SNS疲れを避けるワザ その4
「いいね!」やコメントはしなくてもOK

 ほかの人の投稿に「いいね!」したりコメントを付けるのは義務ではない。本当にごくごく一部の人が、「読んだのにいいね! を付けないのは失礼」「友達なら毎回じゃなくてもいいのでコメントは書くべき」という想像を絶する意見を持っている。

 自分の中だけで思うならともかく、人にも押し付けてくる人がいる。もし、その投稿に同感する人の意見が投稿されていて、反論が一切書かれていなくても気にしないでOK。

 いいね!やコメントはつけたいときにつければよく、一切義務に感じる必要はない。そのようなマイルールを押し付けてくる人は友達を外す、波風が立ちそうなら前述のフォロー外しで対応しよう。

いいね!やコメントは義務でもマナーでもない!

 また、相手に自分の投稿を見てほしくないというなら、別の手もある。その人のプロフィールページから友達アイコンをタップし、「管理」ページの「友達」をタップしよう。友達から削除したり、フォローをやめるメニューが開くが、その中にある「少し距離を置きたい場合」をタップしよう。その人のコンテンツが表示される機会が減り、自分のコンテンツもその人に表示されにくくなる。

避けたい人がいるなら、その人のプロフィールから「少し距離を置きたい場合」をタップする

SNS疲れを避けるワザ その5
申請はマイルールで自動処理

 友達申請を受けるかどうかを個別に考えるのは面倒だ。マイルールを作って、それに従えばいい。よく聞くのは、なんで友達になってほしいのかをメッセージで送ってくれればOKというもの。ただ、筆者としては上から目線に感じてしまうし、メッセージなしで申請してくる仕事関係の人も多い。そこで、筆者は「共通の友達が〇人」いればOKとしている。

 以前は、共通の友達がひとりならプロフィールを見て新規アカウントでなければOK。二人以上なら即OKとしていた。しかし、最近は詐欺アカウントと考えられるのに共通の友達が2~3人いることが増えてきた。そこで、最近は共通の友達が二人でもチェックするようにしている。

 どちらにせよ、作ったばかりのアカウントやネットで拾ってきた美男美女の写真を使っているアカウントとはつながらないほうがいい。

筆者は、毎日のように様々な人からリクエストが来るがマイルールで自動処理しているので苦にはならない

SNS疲れを避けるワザ その6
気になる投稿は保存しておいて後で読む

 移動中などにタイムラインを流し読みしていて、友達の投稿にリアクションしたいが時間がないということがある。しかし、後回しにするとタイムラインを遡ったり検索するのが面倒でスルーしてしまうことも。そんな時は「保存」機能を利用しよう。

 「・・・」メニューから「投稿を保存」や「リンクを保存」をタップすれば、ブックマークのようにコレクションに保存できる。「発見」メニューの「保存済み」を開くと、保存した一覧をいつでも確認できる。

投稿の「・・・」をタップして、「リンクを保存」をタップする
「保存済み」を開くと、保存した投稿やリンクが表示される

SNS疲れを避けるワザ その7
余計なトラブルをなくしたいなら友達リストは限定公開にしておく

 初期設定で友達リストは公開されているが、これも立派な個人情報といえる。誰とつながっているかをチェックされるのがストレスになる人もいるだろう。中には、自分の名前を利用して、友達に勝手にコンタクトを取り、出会いやビジネスに利用しようとする輩もいる。友達リストはある程度、公開範囲を絞っておくとトラブルを回避できるだろう。

 「設定」の「プライバシー」から「検索と連絡に関する設定」にある「友達リストのプライバシー」設定を変更すればいい。

「プライバシー設定」の「友達リストのプライバシー」をタップする
「友達リストのプライバシー設定」を「友達」や「一部の友達」などに変更する

SNS疲れを避けるワザ その8
投稿の共有範囲を理解して、設定する

 美味しいレストランで食事をしたので投稿したいのに、会社の上司だったり、家族だったりとつながっているから投稿しにくい、というケースもある。そうなると途端にSNSはストレスになる。

 そういう場合は共有範囲を限定しよう。見せたくない人を除外することもできるし、見せたい人たちをグループ化しておくこともできる。投稿を見て欲しい人を「親しい友達」に登録し、投稿する際は常に「親しい友達」だけに公開するようにすればいい。

プロフィールの友達アイコンから、その人を分類する
投稿時に、自分のアイコンの横にある投稿範囲のボタンをタップする
投稿範囲を選択する

SNS疲れを避けるワザ その9
知らない人から連絡を受け取りたくない

 筆者はビジネスの相談などで飛び入りの連絡があるのでフルオープンにしているが、見知らぬ人から連絡を受け取りたくないという人も多いだろう。Facebookはリアルな友達だけで気軽に楽しむというスタンスは王道だ。

 そんな時は、「設定」の「プライバシー」から「検索と連絡に関する設定」をチェック。自分に友達申請を送ることができる範囲を「友達の友達」に限定したり、メールアドレスや電話番号で検索できないように設定できる。

「プライバシー設定」の「自分に友達リクエストを送信できる人」を開いて設定する
「メールアドレスを使って私を検索できる人」の設定で、「自分のみ」にしておけば検索されなくなる

SNS疲れを避けるワザ その10
【最終手段】Facebookを見ないもしくは辞めるという選択肢

 筆者は無邪気に、Facebookは普通に使いたい人が好きなように使っていればいいという感覚だったのだが、数人の知人から「Facebookは絶対やらない」「最近使っていない」「退会した」という話を聞いた。なぜかというと、自慢話ばかりで嫌になるとか、他人の成功と比べて自分の状況を見るとへこむとか、鬱になってしまったとか、ちょっとヘビーな理由だった。

 Facebookをやっていてビジネスやプライベートにいいポイントはたくさんあるが、やっていないからといってトラブルになることもない。Facebookを見る頻度を抑えたり、見なくなったりするのもアリだろう。

 本格的に不要になったら退会してもいい。その場合は、きちんと手続きを踏むこと。スマホのFacebookアプリを削除しても、退会したことにならないので注意しよう。1ヵ月以内なら、何事もなかったかのように復活できるが、その期間を過ぎると全データが消えるので慎重に判断すること。

 一度退会して情報を全消しして、新規アカウントを作成して再出発したいという人もいるだろう。しかし、一度使ったメールアドレスではアカウントを登録できないので、退会前に利用しているメールアドレスを変更しておくことを忘れずに。

Facebookを退会するなら、「設定」から「個人の情報」→「アカウントを管理」の「利用解除」をタップする
アカウントを作り直すなら、あらかじめメールアドレスを変更する
メールアドレスを追加して認証が終わったら、古いアドレスを削除する

 以上がFacebookでの人間関係疲れを避けるオススメワザ10となる。SNSは友達とのコミュニケーションを円滑化し、効率化し、データベース化する楽しいツールだ。くれぐれも人間関係でストレスを抱えたり、トラブルを生み出したりしないように、賢く使い倒してほしい。

筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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