唯一無二! iPhoneをゲーミングスマホ化する保護ケース「GameSir i3」実機レビュー

文●ジャイアン鈴木 編集● ASCII

2020年01月10日 12時00分

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 現在数社からゲーミングスマホが販売され、Android用、iOS用にもゲーム用コントローラーが発売されていますが、ちょっとかさばるんですよね。少なくとも装着しっぱなしでスマホとして利用するのはキビシー。というわけで今回ご紹介したいのが、ぱっと見ただのケースだけど、ゲームを快適化する保護ケース「GameSir i3」です。

L1、R1ボタンだけを追加する薄型軽量保護ケース

 「GameSir i3」はiPhone専用の「ゲーミングケース」。iPhone 6 Plus/7 Plus /8 Plus、XR、XS、XS Max用が用意されています。残念ながらiPhone 11用は現時点で販売されていません。ガクシ。筆者はiPhone 11 Pro Maxを使っているので、今回は編集部からiPhone XS Maxをお借りしました。センキューセンキュー。

これがiPhone XS Max用の「GameSir i3」。パッケージには本体、USBケーブル、マニュアルが同梱されています

 GameSir i3は普通の保護ケースとほぼほぼ同じぐらい、軽く、小さいのです。GameSir i3自体に25~30時間連続使用可能な180mAhのバッテリーが内蔵されているので、下部がちょっと膨らんでいますが、個人的にはまったく気になりません。

 装着している状態の実測重量は、iPhone XS Max自体の208gから61g増えた269g。体重0.11トンの筆者にとっては誤差範囲ですゲフン。

 サイズはiPhone XS Maxが157.5×77.4×7.7mmのところ、GameSir i3は実測約161×81×11.1~13.9mm。こちらも個人的には許容範囲でごわす。

 なお、ここが大事なところですが、GameSir i3はケースをコンパクトにするために、L1、R1ボタンがプッシュ式ではなくタッチ式を採用しています。つまりクリック感がないのです。この点は好みが分かれる点かもしれませんね。個人的にはちょっと大きくなってもいいので、クリック感がほしかったなあ。

背面と前面
上面と下面。下面にはGameSir i3のUSB Type-C端子とiPhoneのLightning端子が並びます
右側面と左側面。つまり、右側面にL1、R1ボタンが追加されるわけです
iPhone XS MaxとGameSir i3の合計重量は実測269g。ハダカのiPhone XS Maxより重量が実測61g増えるわけです

専用ソフト「G-Crux」で
画面上のボタンにL1、R1ボタンを割り当て

 GameSir i3を使用するためには専用ソフト「G-Crux」が必要です。このソフトをインストールして、各ゲームの画面上のボタンにL1、R1ボタンを割り当てるわけです。1月9日時点で「PUBG MOBILE」や「荒野行動」など10本のゲームのプリセットが用意されていますが、これ以外のゲームでも自分で登録、設定が可能です。

まずは専用ソフト「G-Crux」をインストールしてから起動
背面のボタンを長押しして、GameSir i3をペアリングモードにして、iPhoneの設定からBluetooth接続します
「G-Crux」に戻り、左上のメニューから「i3」を選択し、「すぐ接続」をタップします
これが「G-Crux」のホーム画面。バッテリー残量はなぜか表示されません。それはさておき、「G-Touch」を押して先に進みます
ここで設定したいゲームを選びます。このリストになくても、最下部の「ゲームリスト」から任意のゲームを選択できます
ここでL1、R1ボタンを割り当てるわけですが、位置調整のためにあらかじめゲームのボタン配置設定画面のスクリーンショットを撮影しておき、G-Cruxの「追加」から読み込みます
「配置調整→ボタン設定」と進むとL1、R1ボタンの配置が可能。メニューの「一般ボタン」をスライドさせてゲームのボタンと重ねてから、GameSir i3のL1、R1ボタンを押せば登録完了です

 本来ならここで「保存&スタート」を押せば、ゲームが起動するはずなのですが、現時点のG-Cruxに不具合があり起動できません。そのためメニューの「テスト」を押してから「セーブ」を押して、ゲームは手動で起動する必要があります。ちょっと面倒ですね……。メーカーに問い合わせたところ今後のバージョンアップで修正する予定とのことです。

当面は、メニューの「テスト」を押してから「セーブ」を押して、ゲームは手動で起動するしかありません

反応は敏感なので
最初は慣れが必要、誤射注意!

 さて実際にPUBG MOBILEをプレーした感想ですが、反応が敏感なので慣れが必要ですね。ほんのちょっと触れるだけでもボタンが反応するので、普段は意識して指を離しておく必要があります。最初のうちは、端末を持ち替えるとき誤射してしまうことが何回かありました。とは言え慣れれば、人差し指で射撃、スコープ切り替えできるのはやはり快適。チーム戦ですが、いきなりドン勝をゲットしました!

触れるだけでボタンが反応するので、誤射しないように指を離しておく必要があります。個人的にはトリガーに指をかけている感触がほしいので、やはりプッシュ式のボタンにしてほしいです
チーム戦ですがいきなりドン勝ゲット。GameSir i3を装着すれば、ゲーミングスマホ勢と互角に戦えるかもしれません

実はゲーム以外にも割り当てできるんです

 最後にプチネタです。G-Cruxで割り当てられるのはゲームだけではありません。たとえば標準のカメラアプリにL1、R1ボタンを登録すれば、GameSir i3のボタンでシャッターや倍率の切り替えなどができちゃうんですね。つねに装着していても邪魔にならないGameSir i3。ゲーム以外のアプリでも役立ってくれそうです。

今回はL1に倍率切り替え、R1にシャッターを登録してみました。ボリュームボタンでもシャッターは切れますが、右上のR1ボタンのほうがよりカメラらしいですよね

両方充電するのは面倒
バッテリーケースにもなれば完璧!

 「ゲーミングケース」としては出色のデキと言えるGameSir i3の最大の不満は、せっかくiPhoneと一体化しているのにそれぞれ充電しなければならないこと。iPhoneとLightning端子で接続され、バッテリーケースとしても利用でき、なおかつGameSir i3の充電端子がUSB Type-Cであれば、Lightningケーブルとオサラバできるので個人的には完璧なiPhone用ゲーミングケースとなります。

 今後iPhone 11 Pro Max用GameSir i3が発売される際には、この仕様でリリースされることを強く望みます!

もうLightningケーブルを持ち歩きたくないのです……

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