プラチナバンドでLTEを提供するau版の新iPhoneは
やはり屋内や地下鉄などで強い
ドロイド 新iPhoneで変わった点はLTEの対応周波数ですね。すでに何度か話題にしてますが。カリーさんのソフトバンク版は以前から2.1GHz帯がメインだったので、iPhone 5とiPhone 5sとの違いは現時点では少ないですが、スピーディーさんのau版は800MHz帯のLTEに新たに対応しました。
スピーディー iPhone 5を使っていたわけではないので直接の比較はできませんが、普段auのAndroidスマホを使っているドロイドさんが言っているように、800MHz帯のLTEに対応しているauのiPhone 5sは屋内でとにかく強いですね。特に地下鉄に乗っていても、まず3Gに落ちないのがうれしい。その分、バッテリーも長持ちしそうだし。
ドロイド ついでに、LTEの速度についてもちょっと測ってみましょうか。
カリー Wi-Fiを切るからちょっと待って。画面下から引き出すコントロールセンターで、Wi-FiやBluetoothのオン/オフをすぐ切り替えられるようになったから便利。
スピーディー 編集部のあるビルは結構高層なのですが、3社ともLTEが入りますね。速度は7~10Mbpsくらいは出ています。ところでソフトバンクだけ電波の表示が「4G」なんですね。ほかの2社は「LTE」なのに。
ドロイド キャリアの表示の「KDDI」も「au」に変わりました。
スピーディー スクリーンショットを直接送るからちょっと待ってください。Bluetoothを利用して画像やアドレス情報を送れるAirDropは便利ですね。iOS 7同士なら、iPhone 5でも使えます。
ドロイド これはかなり便利ではないですか! iOS 7は200以上の新機能があるというだけあって、まだまだわかっていない部分が多そうです。
カリー これから触っていくうちに気づいたり気になったりすることもあるかもしれないので、また集まって紹介しましょう。
アスキースマホ総研 ラボメンバー紹介
カリーさん アップル製品やネットサービスが専門というフリーライター。ASCII.jpの人気企画「富士見iPhoneクラブ」のリーダーでありながら、「iPhone以外のスマホに詳しくなって、仕事の幅を広げたい」という前向きなのか、個人的な思惑なのか、理由はとにかくアスキースマホ総研をスタートさせた。渋谷のアップルストアに前日21時から並ぶという、体力的に辛い方法でiPhone 5sを入手済み。
ドロイドさん ASCII.jpのスマホ班リーダー。会社員なのに自費で常に多数のスマホを契約中。料金・通信速度に加えて、スペック表に載らない違いなど細かな話が大好き。実際、端子がキャップレスか、バッテリーが交換できるかといった細かな部分ばかり気にしている。歴代iPhoneもすべて発売日に買ってきたが、今回は取材などで忙しく、ネットで予約するのが精一杯だったそう。
スピーディー末岡さん ASCII.jp編集部所属。Androidユーザーのスピード狂。その名に恥じず速いものが大好きで、スマホはスペックからチェックするタイプ。ヘルメットを被っているのは、「俺はいつでも高速だから……」というよくわからない理由。とはいえ、スマホ総研では唯一“顔が見える”男だ。当日は取材もあったため、諦め半分で家電量販店を覗いただけだったのだが……。