auがLGとのタッグで開発した日本向けカスタマイズモデルが「isai LGL22」だ。“異才”とも”異彩”とも読み取れる、au冬モデルの注目端末について、写真中心に見ていこう。
スマートで柔らかみを持ったデザインに
グローバルモデルと国内向けの両機能を統合
先に結論を言うと、「isai」の第一印象はスマートかつスタンダードなハイスペックモデルというもの。
スマートという部分では、5.2型IPS液晶という大型ディスプレーを持ちながらも、狭額縁で比較的コンパクトなサイズを実現している。たとえば、画面サイズが5型の「Xperia Z1」と並べると、横幅は2mm小さく(isaiの約72mmに対して、Z1は約74mm)、また縦は同じ約144mmながら、isaiが上下に丸みを持ったデザインの分だけ若干小さい。そしてその丸みゆえの持ったときのなじみやすさも感じる。
メインカラーとなる「アクア」は淡いブルーの背面が優しい印象を受ける一方、サイドの金属フレームにより、手に持ったときにひんやりとした感覚がある。
ソフトウェア面での特徴が独自のホームアプリである「isaiスクリーン」。isaiスクリーンはホーム画面から左右にフリックして表示される画面に「SNS」「ビデオ」「ニュース」「トレンド」が順に割り当てられており、それぞれで縦方向にフリックすると、時系列でツイートやニュースを次々と見られる。細かくカスタマイズして自分に必要な情報を取得するというより、話題のニュースや動画などを通勤中などになんとなくチェックするのに便利な機能だ。
グローバルモデルでドコモからもリリースされた「LG G2」との比較では(関連記事)、背面の電源/ボリュームキーはなくなり、側面に配置された。一方、防水に対応したのが大きな点。イヤホンとmicroUSBがキャップレスなのもうれしい。おサイフケータイ/ワンセグ/赤外線通信にも対応する。さらにLG G2では不可能なmicroSDカードの内蔵にも対応した。一方で、バッテリー容量は2600mAhと若干小さくなっている。