スマホで始める「音楽アプリ部」

鍵盤を叩くと音が出るだけ、そんなピアノアプリはもう古い! (1/2)

文●ノッツ

2013年10月20日 12時00分

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鍵盤を叩いて音を出すような、ピアノを模したアプリは世にあふれています。その中で、漫画家兼ミュージシャン・ノッツさんが満を持してオススメするのは……?

鍵盤を叩いて音が出るだけ?
そんなアプリじゃ、僕らは満足できない

ノッツ こんにちは、ノッツです。最近は漫画家みたいな生活をしている私が、ASCII.jp「音楽アプリ部」内でアプリを紹介するこのコーナーもまさかの第6回目です。

アンぽん 私が補佐的な役割をしておりますアンぽんちゃんです。前回は風邪でヨロヨロでしたが、治ったみたいですね。もう編集さんに迷惑や心配をかけてはいけないですよ。あなたみたいな人が記事を任されている奇跡、大事にしてください。

ノッツ ええ……気を引き締めてしっかりしようと思っています。そう思って改めてこれまでの記事を振り返っていたんですが……。私たち、音楽アプリの紹介と言いながらも、チューナーだったり(関連記事)、リラックスして寝られるアプリだったりで(関連記事)、正統派な音楽アプリを全然紹介していないですね。

アンぽん 一応どれも何かしら音楽が絡んだアプリではありますけど、ちょっと癖があるというか、変化球的なアプリの紹介が多い気もしますね。では、今回は誰にも分かりやすい音楽アプリをご紹介しましょうか。その名も、「パーフェクトピアノ」です!

パーフェクトピアノ

作者:REVONTULET STUDIO
価格:無料


ノッツ こ……この白と黒のルックス。そして押したら音が出る……。これはまさしく……完璧にピアノですね。

その名のとおり完璧にピアノ

アンぽん 「パーフェクトピアノ」って名前から察しろよ! まずそもそも、ピアノの経験はあるんですか?

ノッツ 小学校のとき、少し習っていました。だけどバイエル教則本(編註:ドイツの作曲家、フェルディナント・バイエルが著した教則本のこと。ピアノ教育の超定番)をなんとなーくやって、ブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」(編註:同じくドイツの作曲家、ヨハン・フリートリッヒ・フランツ・ブルクミュラーの教則本「25の練習曲」の1つ。これまたピアノ教育の定番)を習うくらいにはもう辞めちゃいましたね。ちょうどその頃はゲームがすごい面白くて、ピアノなんかより、家でゲームしていたかったので。

アンぽん 断念した理由がいかにも子供らしいですが、一応経験はあるということで、その視点でこのアプリをじっくり語ってください。

ノッツ いやー、普通にピアノです! 鍵盤を押したら音がでる! 皆さんもぜひ、弾いて演奏を楽しんでくださいね。以上! いやー、今回は短かったな〜。ポケモンやろっと。いっけー、ゲコガシラ!

アンぽん なんでケロマツがゲコガシラに進化してるくらいポケモンやってんだよ! ポケモンと違ってアンタは小学生のころから何も成長していないな! もっと、ちゃんとレビューしてください。

ノッツ すいません……。まず、レスポンスもいいですし、マルチタッチ対応だから、和音も鳴らせる。流石に両手で本当のピアノみたいにバリバリ弾きまくるっていうのはサイズの関係もあって少し難しいですが、キーの幅を設定もできますし、簡単な演奏ならそんなにピアノがうまくない僕でもなんとかできちゃいます。

表示する白鍵の数を少なめに設定すれば、それだけ鍵盤が大きくなるので演奏しやすくなります

アンぽん 演奏の録音もできるので、街中でふとメロディを思いついた時なんかにメモすることもできます。鼻歌を録音するのは恥ずかしいあなたも、これなら大丈夫でしょう。あと、音色もピアノだけじゃなくて、オルゴールやオルガンなんかもあるんですよ。

オルゴールやオルガンなど、ピアノ以外の音色も設定できます

ノッツ おお、パーフェクトピアノなのにピアノ以外の音も搭載しているんですね……ん? なんですか、この「ドラムパッド」って!

アンぽん 気が付きましたね。このアプリ、ただ鍵盤を叩いて音が出るだけの単純なものではないんです。なんとピアノのみならず、ドラムパッドやドラムマシンも搭載しているんです! 

(次ページ、ピアノアプリなのに、リズムの打ち込みも“完璧”)

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