富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
スマホやタブレットがすっかり普及した感のある今日このごろ、小さい子供がいるご家庭などでは、iPhoneを渡してアプリで遊ばせたりするというケースもあるだろう。時には、「ちょっとネットで調べ物をしたい」といったことを言われる場合もあるかもしれない。
しかし、ネット上には危険も多い。うっかりすると、不法な金額を請求されるようなサイトや、いかがわしいサイトなどにアクセスしてしまわないとも限らない。かといって、まったく触らせない……というのもなかなか酷な話ではある。
そこで今回は、Safariで指定されたWebサイトのみにアクセスできるようにする設定を紹介しよう。
まず「設定」アプリから、「一般」をタップし、「機能制限」をタップ。この際、機能制限をオン/オフにするためのパスコードを設定する必要がある。
機能制限をオンにしたら、下の方にスクロールしていくと、「コンテンツ」の許可と言う項目がある。「Webサイト」をタップすると、「すべてのWebサイト」にチェックがついているはずだ。ここで、「指定されたWebサイトのみ」をタップする。
これでiPhone内にあらかじめ指定されているサイトにしかアクセスできなくなる……のだが、登録されているサイトのほとんどは海外のものであり、デフォルトではほとんど何も見られない。
そこで、「Webサイトを追加...」をタップして、見せたいWebサイトの名前とURLを入力しよう。
ただ、この機能を使うと、当然ながら許可したサイト以外は見られなくなってしまう。Google検索などもできなくなってしまうので、見せたいサイトは一つ一つ登録しなければならないという点には注意してほしい。
このテクを使っている覆面:カリーさん
お子さんがいるご家庭だと、子供にせがまれてiPhoneのアプリなどで遊ばせる機会は少なくないかも。そういうときに、うっかり変なサイトにアクセスされないためのテクだ。ちなみに大人でも、制限を有効にすることで、iPhoneでぶらぶらネットサーフィンすることを防ぎ、締切間近の厳しい時期に原稿に集中する……といった使い方もできます。