ソニーモバイルコミュニケーションズは、「Mobile World Congress 2014」初日となる24日朝(現地時間)にプレスイベントを開催。それに合わせて、今年リリース予定の新フラグシップ端末「Xperia Z2」を発表した。このほか新興国向けのミドルレンジモデル「Xperia M2」、タブレット「Xperia Z2 Tablet」、スマートウェアデバイス「SmartBand」も合わせて公開されている。
本記事ではまず「Xperia Z2」について紹介する。なお、3月以降に各地域で発売予定で、日本投入については現時点では公開されていない。
さらに大型化されたディスプレー
ついに搭載のノイズキャンセリング機能!
5.2型に大型化されたフルHDディスプレーは従来同様に「TRILUMINOS display for mobile」を採用。新たに「Live Color LED」を搭載することで、Xperia史上、最も鮮やかなディスプレーとアピールしている。
画面サイズを拡大しながら、横幅は73.3mmとXperia Z1(74mm)より小型化。さらに重量も約163g(Xperia Z1は約171g)と軽量化されている。
カメラはXperia Z1と同様の1/2.3型で2070万画素の「Exmor RS for mobile」だが、4K動画の撮影に対応したほか、背景をボカし加減を調整できる「Background Defocus」が新しい機能。さらにARエフェクトが動画でも可能になっている。
もう1点注目されるのが、ついにという印象があるスマートフォン初のデジタルノイズキャンセリング機能の搭載。周囲の騒音を約98%カットするという。ハイレゾ音源にもmicroUSB端子からのデジタル出力によって対応し、24bit/96kHzのFLAC/WAVファイルの再生が可能。また、端末自体にもフロントにステレオスピーカーを搭載したほか、バーチャルサラウンド機能との組み合わせで、臨場感のある音楽を楽しめる。
Snapdragon 801に3GBメモリー、Android 4.4
3200mAhバッテリーとスペック的には文句なし
他のスペック面もほぼ文句なしと言っていい。CPUは最新の「Snapdragon 801」(クアッドコア、2.3GHz)で、内蔵メモリーは3GB。内蔵ストレージは16GBで、microSDカードの追加も可能。Xperia Z1と同様に防水・防塵に対応するほか、バッテリー容量も3200mAhに大型化している。OSは最初からAndroid 4.4。カラバリはXperia Z1と同様のBlack、White、Purpleの3色だ。
発表会での実機写真については、後ほどお届けする予定だ。お楽しみに!
Xperia Z2 |
Xperia Z1 SC-01F(参考) |
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ディスプレー | 5.2型液晶 | 5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット | 1080×1920ドット |
サイズ | 約73.3×146.8×8.2mm | 約74×144×8.5mm |
重量 | 約163g | 約171g |
CPU | Snapdragon 801 2.3GHz (クアッドコア) |
Snapdragon 800 2.2GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 3GB | 2GB |
OS | Android 4.4 | Android 4.2 |
バッテリー容量 | 3200mAh | 3000mAh |
防水/防塵 | ○/○ | ○/○ |
カラバリ | Black、White、Purple | Black、White、Purple |