iPhoneでウェブを閲覧する際は、標準ブラウザーの「Safari」を使っている人が多いことだろう。実際、最新版のSafariは使い勝手も良く、メインユースでも問題ない。しかし、PCと連携したり、少しでも快適に閲覧したいなら、Googleブラウザーの「Chrome」が有力候補になる。そこで今回はChromeの使い方を紹介しよう。
今やSafariよりもChromeの方が動作が速い!?
PCのブラウザーでは、Chromeがトップシェアとなっている。日本ではまだIE11の方が多数派だが、第2位はChromeだ。よくウェブを閲覧する人なら、Chromeを使っている人が多いのではないだろうか。そんな人は、iPhoneのブラウザーもChromeにすると、いろいろ連携できて便利。もちろん、ブラウザーとしての機能も、Safariに劣るものではない。
以前は、ChromeよりもSafariの方が高速だったのだが、バージョンアップを重ねた今ではChromeの方が速い。JavaScriptのベンチマークサイトでチェックすると、ChromeとSafariのスコア差は3倍強。もはやスピードでSafariを選ぶ必要はないのだ。
Chrome - Google のウェブブラウザ | |||
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価格 | 無料 | 作者 | Google, Inc. |
バージョン | 33.0.1750.21 | ファイル容量 | 26.2 MB |
カテゴリー | ユーティリティ | 評価 | (3) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 6.0以降 |
PCで開いているタブがiPhoneで表示される
PCとiPhoneのChromeにGoogleアカウントを設定すれば、準備完了。ブックマークと開いているタブが同期されるのだ。PCで複数のウェブページを見ているときに家や会社を出なくてはいけないときも、そのまま出発すればいい。電車の中で続きを閲覧できるのだ。逆に、出先のスキマ時間に面白いウェブページを見つけたら、ブックマークしておき、帰社・帰宅したら同期作業などなしに、即アクセスできる。従来ならメールでURLを自分宛に送るといった作業が必要だったところ、自動で同期してくれるのは便利このうえない。
スマートに全画面でウェブページ閲覧ができる
基本の操作方法はSafariとほぼ同じ。ステータスバーがなく、上部に操作メニューが集まっている点が異なる。標準アプリと同様、PDFなどを表示できるほか、他のアプリにデータを渡すこともできる。