音楽アプリ部では過去に何度も触れてきたギターアンプシミュレーターアプリ。「AmpliTube」や「JAMUP Pro XT」、「BIAS-Amps!」といったアプリのよさは分かりながらも、機能の多さからくる操作の煩雑さから敬遠されていた方もいるかもしれません。今回扱う「Flying Haggis」は元々はPC用のアンプソフトをiOSに対応させたという本格的な出自を持ちながら、操作の難しさに悩むことのない、とにかく簡単に扱えるギターアンプアプリです。
Flying Haggis - Guitar Amp | |||
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価格 | 700円 | 作者 | db audioware |
バージョン | 1.0 | ファイル容量 | 15.3 MB |
カテゴリー | ミュージック | 評価 | (無し) |
対応デバイス | iPad | 対応OS | iOS 6.1以降 |
プリセットを読み込み、CONTROLで音色の設定が基本操作
アプリを立ち上げると、画面上部にアンプ、画面下部にコンパクトペダルタイプのエフェクターが並びます。
「FLYING HAGGIS」のロゴ下にあるCONTROLとPRESETSの切り替えスイッチをPRESETSに倒すとプリセットメニューが開きます。プリセットは5つのバンクに分かれており、全86個のパッチを用意。プリセットを読み込み、切り替えスイッチをCONTROLに戻して音色の細かい設定をいじっていくというのが基本的な操作の流れになります。
アンプの音色の基本的なコントローラーは左側にまとまっており、DRIVE/DISTORT/COMPRESS/TREBLE/MIDDLE/BASSのみとシンプル。DRIVEとDISTORTではそれぞれ異なるニュアンスの歪みを足すことができ、DRIVEは真空管アンプ的な柔らかい歪み、DISTORTはソリッドステートアンプ的な硬い歪みとなります。
COMPRESSは音を歪ませずに音量が持ち上がるので、クリーントーンの音作りのときなどに使うといいでしょう。KILL FEEDBACKスイッチは一種のノイズゲート的なもので、iRigやJAM PlugなどiPadのミニジャックに接続するタイプのインターフェースを使用するときに、フィードバックやノイズを抑えてくれます。Lightningや30pinプラグを介するiRig HDやiRig PROのようなインターフェースを使用する際にはオフにしておきます。