カメラ&電子書籍&地図
ここでもG Flexが脅威のバッテリー持ち
続いてのスタミナチェックは、複数の機能を使ってみた場合。前述の設定に加え、Wi-Fiを有効にして、最初にカメラを使って静止画50枚を撮影、続けて動画を10分撮影し、Kindleでコミックを1冊ダウンロードして読み、さらにそのまま外出してGPSのナビゲーションを30分行ないながらGoogleマップを常時し続ける。
Fonepad Note 6 | G Flex | Xperia Z Ultra | |
---|---|---|---|
カメラ撮影後 | 95% | 100% | 95% |
電子書籍1冊 | 90% | 92% | 92% |
マップ30分 | 79% | 90% | 82% |
ここでもG Flexの電池がなかなか減らない。カメラの撮影後は残量は100%のまま。電子書籍を読み始めると一気に8%も減ったが、その後マップを使っているときはたったの2%減。マップでは他の2機種は10%以上減っている。
続いてXperia Z Ultra、Fonepad Note 6と続く。この2機種はカメラの撮影終了後は残量が並んでいたが、少しずつXperia Z Ultraがリードした。バッテリー容量だけならFonepadのほうが有利だが、それだけでは持ちは決まらない。
動画の見え方はどう違う?
Xperia Z Ultraの液晶が鮮明!
YouTube再生のときに画面の明るさが気になったこと、また3機種とも画面が大きいということもあり、映画を見る人もいる、と考えて映画の予告編(スパイダーマンとロボコップ)を繰り返し見比べてみた。音量、明るさは中くらいに固定し、スピーカーでBGMを聞いている。
Fonepad Note 6はフロントスピーカーのおかげで音が聞こえやすくまろやか。音量を大きくしても雑音が気にならない。ただ画面を見ていると紫っぽく感じる。
G Flexは曲面が見やすさにつながっているか? と聞かれると、正直よくわからないのが実感。全体的に画面の色は青白い印象で、若干ざらつきがある。また曲面のおかげでか、背面にあるスピーカー部分が浮き、音がFonepadと同じく聞こえやすい。
Xperia Z Ultraは3機種で一番明るく見える。また色の再現も他の2機種では不自然だったものが、こちらでは自然に見える(とくに森の葉の色が本機は緑色なのだが、他の2機種で赤茶けていて驚いた)。輪郭もクッキリとしているので見やすさは一番。
ただ背面にスピーカーがあるので、デスクの上などに置くと聞こえづらく、雑音も気になる。音質設定や卓上ホルダーをうまく活用したい。