今回比較したのは、いずれもバッテリーを内蔵したモバイルWi-Fi SDカードリーダー

高画質の画像をすぐにSNSに投稿！

　高画質のデジカメで撮った写真を、出先でスマホやタブレットに取り込みSNSなどに投稿したいと考えたことはないだろうか。

　これまでは、デジカメにmicroSDを挿しておき、撮影した写真をカードから直接端末へ取り込んだり、Eye-FiなどのWi-Fi内蔵SDカードを使ってスマホに転送する方法が一般的だった。しかし、iOS端末や、Nexus 5など、microSDが挿せない機種もあるし、Eye-FiはWi-Fi通信時にカメラのバッテリーを消費するうえ、対応していないカメラがあるなど制約があった。

　そこでおすすめしたいのが、Wi-Fi対応のカードリーダーだ。以前はマクセルの「AirStash」など限られた製品しかなかったが、スマホやタブレットの普及の影響か、続々と新製品が登場している、注目のジャンルだ。

　カメラからSDカードを抜き差しする手間はあるが、外出先でも気軽に転送が可能。バッテリーを内蔵しているため、電源がない場所でもPC不要でデジカメの写真をスマホなどに取り込める。

　「最初からスマホのカメラで撮ればいいじゃない」という声も聞こえてきそうだが、花火や夜景などの撮影は、やっぱりデジカメのほうが綺麗だし、食べ物だっておいしそうに撮れる。SNSなどへの投稿時、友だちの写真よりもワンランク上の画質で撮りたい、という場合など、なにかとデジカメのほうが具合がいいのだ。そんなWi-Fi SDカードリーダーの売れ筋6機種を集めて、比較していく。

（次ページ、「NFC対応端末なら手軽に接続可能」に続く）