超小型な燃料缶型デザイン
ゆえに風変わりな充電スタイルに……
手に持った時の感覚がグッド。ありきたりのUSBモバイルバッテリーに飽きを感じている人にとってmicroチャージャーはピッタリだ。筆者は、送料を浮かせるために、たまたまタブレットなどの重量物を海外から購入する時に、1つ1796円と安くなったmicroチャージャーをまとめて3セット大人買いした。
microチャージャーにはカバンや携帯などにぶら下げるためにストラップが同梱されている。重量はたったの18gなのでそれも十分可能だ。
本体には、壁面ACアウトレットから充電するための充電ポート(microUSB)が底面にある。そしてmicroチャージャーからスマホなどに給電するためのmicroUSBプラグはFuel Canのゴムキャップを外すと登場する。
上部には給電開始スイッチであるスライド式のパワースイッチと、3色のLEDインジケーターがある。インジケーターの色は、青がパワーオンで給電中(スマホに給電する状態)、赤が壁面USB-ACアダプターから充電中、緑が充電完了の各状態を表わす。
microチャージャーに充電する方法は、ごく普通のUSBモバイルバッテリーに充電するのと同様だ。一般的なmicroUSBケーブルを用いて、壁面USB-ACアダプター経由で行なう。
あまりにもmicroチャージャー本体が小さいので、充電中は極めて風変わりなスタイルになってしまう。どうせ風変わりなら、USBケーブルレスの充電方式もなかなか趣があって楽しいかもしれない。
肝心のスマホに対しての給電だが、筆者所有のスマホではおおむね大丈夫だったが、充電ポートであるmicroUSBポートが標準より多少奥まっている「GALAXY Camera」では、microチャージャーのmicroUSBプラグが奥まで届かず充電できなかった。
そして、USBケーブルのような自由な取り回しは難しいので、充電中は極めてアクロバティックなスタイルになってしまう。
(次ページに続く、「バッテリー容量は220mAhのみ!?」)