iOSには、カレンダーアプリとは別に、TODOを管理する「リマインダー」アプリが標準で搭載されている。しかし、ほとんど使われていないアプリの一つでもある。今回は、この「リマインダー」アプリの使い方を紹介しよう。
TODOを忘れるためにリマインダーを活用する
会議やイベントなどの予定はカレンダーアプリで管理している人が多いだろう。しかし、その予定の前にはいろいろなTODOが含まれていることが多い。会議なら資料作成とか取材であればカメラの準備などが必要になる。これらもすべてカレンダーに入力することも可能だが、標準アプリの「リマインダー」を利用すれば、もっとシンプルに管理できるようになる。
「リマインダー」を活用すれば、日々の細かい業務などはすっぱり忘れて、目の前の作業に集中できるようになる。必要なタイミングで通知が来るので、そこまでは気にする必要がないためだ。
シンプルな画面ではあるが、時間と場所を通知条件にしたり、Siriに対応しているので、さまざまな活用法が考えられる。もちろん、何も設定せずに、買い物リストのような使い方も可能。まずは、TODOの登録方法をチェックしてみよう。
何はともあれ、「リマインダー」機能をオンにする。続いてアプリを起動したら、リストを作成しよう。初期設定ではタスクというリストが存在しており、このリストを使ってもいい。
リマインドする時間を設定する
アラームを設定すれば、指定した時間になったら通知してくれる。TODOを入力する場合は、できるだけ設定しておこう。注意したいのは締切ではなく、その作業に着手する時間を設定すること。アラームは設定した時間ぴったりに出るためだ。
通知のダイアログには「閉じる」のほか、「オプション」というボタンも用意されており、実行済みにしたりリマインダーアプリを起動するほか、15分後に再通知させることも可能。画面を切っていてもアラームが出るが、その際はスヌーズのリンクのみが表示される。
(次ページでは、詳細設定が面倒なら時間指定一覧から登録)