OSに大幅なカスタマイズはナシ
Android 4.0以降、あまり大きなOSカスタマイズは行なわれていない。それは京セラの場合も同様である。とくにホームはスタンダードで、機種変更しても戸惑わずに使えるだろう。独自機能に目を向けると、ダイレクトボタンの存在がある。本体側面にあるハードキーで、着信応答/終話だけでなく、アプリの割り当ても可能だ。
また、ロック画面には天気やジャイロのほか、気圧計/高度計も表示可能になっており、アウトドアな人向けの機能には妥協ナシのスタンスがうかがえる。
さて、OSの挙動だが、CPUは1.2GHz動作のクアッドコアなので、2014年のハイスペックモデルと比較すると速くもなければ遅くもないといった感じ。とはいえ、レスポンス待ちでイラっとすることは少ないので、酷使しないのであれば十分だと感じた。スペックの差を大きく感じるのはウェブブラウズ時だ。ASCII.jpのトップページが表示されきるまで、Wi-Fi環境下で約3秒。Xperia Z2などは1~2秒なので、機種変更前のスマホがハイエンドモデルだと、スペック不足感は否めない。このあたり、許容できるかどうかは個人差なので店頭でのチェックをオススメする。
(次ページでは、「カメラの性能をチェックする」)