iPhone 6 Plusはデカくて片手で扱えないとかイノベーションが感じられないとかポケットに入れると曲がるとか(いやさすがにそんな単純な話ではないのだけど、先日、私のiPhone 6 Plusを見た女子高生に「ポケットに入れると曲がるんでしょ」といきなり言われたくらいネタになってるらしい)、いろいろ話題になっているわけだけど、私はそれなりに気に入って使っております。
まあ、日常的に使うものだから、毎年毎年斬新なことやられても困るしね。
片手でカメラを使うのが難しくなったのは確かだけど、それ以上に画面がデカくてきれいなことと、AFが速くなったことなんかが便利なのである。
むしろ、128GBのモデルを買ったから、ストレージの残りを気にせず容赦なく撮れるのがいい感じ。
というわけで1枚目はこちら。上野公園で写真を撮りながら歩いてたら、カフェのテラス席でバッグに入ってたハチワレ猫がいたのだ。
もちろん飼い主の方に声をかけて撮らせていただいたわけだけど、そしたら「日本初国会に入ったロビイスト猫のジャンヌダルクです」(詳しくはこちらのページを参照)だそうで、ぜひ掲載してださいと言われたのでこちらに。
スマホが猫撮りに優れているのは、常時身につけているから必要な時、とっさに撮れるということ。しかもカメラほど大仰じゃないので猫をあまり驚かさない。
その分、望遠に弱いので近づかないといけないのだけど、無理に近づかなくてもいいのである。
近づける範囲で猫のいる風景を撮っちゃえばよし。
前回もちょっとお見せした、屋根の上で寝てる猫。ちょっと離れたところから、腕を屋根の上にまで思い切り伸ばし、iPhoneの画面を超斜めから見ながら撮った写真。
iPhone 6 Plusのモニターって視野角がすごく広いので、ほとんど水平に近い角度でも画面が見えるから、多少無理な角度からでも撮れるのだ。
わざと猫を右下の隅におき、ボロボロになったトタン屋根がわかるように撮ってみた。ちょっと寂びた感じを出したかったので、屋根の様子がわかるように。うしろの簡易トイレがちょっと無粋だけど、その無粋さもまたよし。
(次ページに続く、「突然出会ってしまった猫、「あ、やべっ」という表情がいい感じ」)