スマートフォンメーカーとして知られるHTCが、8日(現地時間)にニューヨークで製品発表会を開催。見た目が潜水艦の潜望鏡で、146度の広角レンズを搭載するアクションカム「RE」を発表した。現地取材をしているライターの中山智氏の写真とともにお届けしよう。
シンプル&小型サイズでどこでも持って行ける
スマホと連携するデジカメ
REは手のひらサイズの小型デジカメで、液晶画面などは搭載せずにスマホ(AndroidとiOSの両方に対応)をファインダー代わりに利用できる。IPX7相当の防水性を持っており、水深1メートルで30分持続が可能。HTCのサイト上でもマリンスポーツ時に撮影している例が紹介されている。
ボタンも基本的には背面のシャッターボタンだけで操作。グリップセンサーにより、本体を持つだけで撮影できる状態になる。シャッターボタンは短く押せば静止画、長押しで動画の撮影ができる。
画素数は16メガで146度の広角レンズを搭載。データはスマホにWi-Fi経由で直接同期し、さらにクラウド上にバックアップできる。さらに動画編集が簡単にできるZoeアプリも利用可能。自転車に固定するためのアクセサリーなども用意されており、アクションカムならではの可能性の広がりを持つ。詳細は専用サイト(関連リンク)で公開されている。
10月下旬にまずはアメリカで発売去れ、公式サイト上での予約価格は199.99ドル。その他の地域は順次となっているが、日本語のニュースリリースも出されており、日本での発売にも期待したいところだ。
セルフィーブームでついにインカメラも13メガ
「HTC Desire EYE」
同じ発表会では、「HTC Desire EYE」というAndroidスマートフォンも公開されている。こちらは5.2型液晶を搭載。世界的なセルフィー(自撮り)ブームに合わせるように、メインカメラ/インカメラともに13メガセンサーを搭載するのが最大の特徴だ。防水機能にも対応している。