音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」も発表
エンターテイメントプラットフォーム領域では、「LINE MUSIC」が発表された。エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、およびLINEが基本合意書を締結した、3社の共同出資による新会社LINE MUSIC(仮称)にて展開予定のサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスだ。年内のリリースを目指し、立ち上げに向けて具体的な協議を進めているとのこと。
内容についてはまだ明らかにされていないが、エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役副社長CSO 千葉龍平氏は、「今はスタンプで愛しているよという言葉を伝えるが、その代わりに例えば『I LOVE YOU』という曲を送るとか。コミュニケーションの材料としての音楽を広げていく」と語っており、LINEのスタンプやメッセージ代わりに楽曲を利用できるのでは……と匂わせるコメントを残していた。
ゲーム配信プラットフォームなどにも力を入れていく
また、ゲーム配信プラットフォーム「LINE GAME」においても、提供タイトルの拡充、グリーおよびサイバーエージェントとの新会社設立などが発表された。
そのほか、アーティストやタレントなどの著名人が参加し、LINE公式アカウント、LINE MALL、LINE PLAYなど、LINEの周辺サービスと連携することのできるブログサービス「LINEブログ」や、アーティストやタレントなどの著名人が、当該公 式アカウントの購読者を対象に、限定した情報の配信を行うことのできるサービス「LINE有料公式アカウント」も発表されていた。
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