通信速度でソフトバンク復活
鉄道事故で各社通信に影響か?
通信速度チェックは10月上旬の平日、12~15時に行なった。いつも通り、横浜駅前、東京駅ホーム、浦安駅前で行い、ブラウザー(AQUOS PADとMeMO Pad 8は標準のブラウザー、ThinkPad 10も標準のInternet Explorerを使っている)で速度測定サイト「BNRスピードテスト 画像読込み版」を使い、上下各3回計測。各駅の最速値と全体平均を掲載した。
なおこの日は雨で、鉄道で事故もあり、周囲の人の動きがいつもと大きく違った。
ドコモ「AQUOS PAD」 | au「MeMO Pad 8」 | ThinkPad 10 for SoftBank | |
---|---|---|---|
横浜駅 (下り/上り) |
26.16Mbps/ 7.20Mbps |
12.91Mbps/ 7.84Mbps |
18.77Mbps/ 4.51Mbps |
東京駅 (下り/上り) |
11.11Mbps/ 5.53Mbps |
6.03Mbps/ 3.27Mbps |
23.68Mbps/ 10.12Mbps |
浦安駅 (下り/上り) |
3.13Mbps/ 2.18Mbps |
13.03Mbps/ 5.22Mbps |
33.94Mbps/ 5.22Mbps |
全計測の平均 (下り/上り) |
10.85Mbps/ 4.13Mbps |
8.99Mbps/ 5.16Mbps |
22.55Mbps/ 5.07Mbps |
横浜駅は各機種LTEのエリアは完璧(AQUOS PADとMeMO Padはアンテナ4本中4本、ThinkPadは5本中5本の表示)。ここではドコモのAQUOS PADが好調。最速26Mbps、いつもは奮わない上りの通信速度もauのMeMO Padに匹敵の7Mbps台だ。
東京駅ではソフトバンクのThinkPadがアンテナが3~5本とやや不安定だが良い成績。反面、auのMeMO Padが奮わない。このタイミングで事故のアナウンスがあり、人の数などによる影響があったかもしれない。ThinkPadも測定速度に速すぎる数値が出たので、これは除いた。
浦安駅ではThinkPadが非常に良く、33Mbpsを超えた。ここではドコモが不調で下りでも最速3Mbps台。
平均値を見ると、ThinkPadの圧勝。下りで22Mbps以上だ。ドコモは浦安駅が響いたものの下り10Mbpsをキープ。au MeMO Padは東京駅が痛かったようで、上りは1番だが、下りは10Mbps以下。前回のauスマホ3機種と比べて辛い結果だ。
ブラウザーの表示時間でも
ThinkPadがきっちり勝利
ではブラウザーの表示時間は?と、同じ3駅でASCII.jpのトップページの表示時間をチェック。ストップウォッチで各駅3回計測し、最速値と全体平均を求めた。
なおAQUOS PADとMeMO Pad 8はChromeアプリのキャッシュを削除、ThinkPad 10はIEのインターネット一時ファイルを削除して、毎回計測した。
AQUOS PAD | MeMO Pad 8 | ThinkPad 10 | |
---|---|---|---|
横浜駅 | 4秒99 | 5秒32 | 3秒91 |
東京駅 | 8秒58 | 14秒18 | 3秒57 |
浦安駅 | 5秒18 | 5秒63 | 3秒81 |
全計測の平均 | 7秒14 | 10秒92 | 4秒96 |
これも通信速度の結果とほぼ近く、ThinkPad 10が勝ち続けた。OSやマシンの性能差という要因もあったかもしれない。