ATOKはやっぱり変換精度が高い
ATOKの変換精度の高さは健在だ。前後の文脈から適した単語を選んでくれる。「登場人物が搭乗カウンターに」といった文章などは得意中の得意だ。ちなみに、標準のIMEでは「登場人物が登場カウンターに」と変換される。また、微妙な打ち間違いをしても、正確な単語を候補に表示してくれるのも便利。いちいち入力しなおさずに済む。
複数の文節を次々と確定していく入力方法も超絶便利。文字を入力した後に「変換」をタップすると変換モードになる。文節ごとに確定をタップすれば、次々と入力できる。文節の区切りが間違っている場合は、カーソルで簡単に指定できるのだ。
カーソル移動が便利!
標準IMEにないのが不思議なのだが、ATOKはカーソル機能を搭載しているのが超絶便利。単語を挿入したり、削除したいときは、該当箇所をタップすればいいのだが、数文字ずれることはよくある。その際、カーソルキーがあれば、簡単に移動できるのだ。さらに、削除ボタンにも工夫が凝らされている。普通にタップすれば1文字削除だが、左にフリックすれば直前の句読点まで一気に削除できる。標準IMEの削除ボタン長押しよりも、操作がサクサクだ。
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