ハイサーイ! iPhoneクラブの覆面リーダーことカリーさんでございます。今回、iOS 8で注目するのは、データを直で転送できる「AirDrop」。今までiOS端末同士でしか使えなかったところ、MacのOSをOS X 10.10「Yosemite」にアップデートすることで、iOS端末/Macでもやりとり可能になりました。
iPhoneやiPadを使っていてちょっと困るのは、パソコンから書類や画像などのデータを送りたいときです。自分の端末同士なら「Dropbox」などを同じアカウントで利用して同期する手もありますが、特に目の前にいる相手にちょっとデータを渡したいといった際にはメールで送る……のもなんだか回りくどい感じがします。
逆にiOS端末にあるデータをパソコンに送るときも手段に悩みます。カリーさんのようなライターだと、iOSで撮った画面キャプチャーをMacで編集して原稿にする機会が多いです。アップル製品では、iCloudの「フォトストリーム」という機能を使って写真を同期できますが、Apple IDが同じである必要があるので、例えば会社のマシンに転送したいというニーズに応えられません。
というわけでAirDropの出番です。iOS端末では無線LAN/Bluetoothを、iOS端末とMacでは無線LANを使ってデータをやりとりできちゃうのでございます。
たまーに、なぜかAirDropのところに送りたい端末が表示されないこともありますが、それを除けばめちゃくちゃ便利な機能なので、ぜひ積極的に活用していきましょう。Windowsユーザーは……今まで通りですが。