最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測

AQUOS、ARROWS、DIGNO 日本メーカーの最新スマホをチェックする! (4/4)

文●小林 誠、ASCII.jp編集部

2014年12月01日 15時00分

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イマドキ珍しくバッテリー交換が可能
DIGNO T 302KC

 3機種のなかで圧倒的に小さいDIGNO Tは当然片手で持ちやすい。指紋は目立たない塗装だが、本体の質感は全体的に滑りやすい印象。

 ドコモの2機種はメインキーがディスプレー表示タイプだが、DIGNO Tではディスプレー下にタッチキーがある。左側面に音量ボタン、上部に電源ボタンとキャップレスのイヤホンジャック。残念ながらストラップホールは無し。

 背面のリアカバーは外すことが可能で、バッテリー交換にも対応。バッテリー裏にはmicroSIMとmicroSDのスロットがある。

タフネスさとコンパクトさが共存したスタイル。イヤホン、microUSBともキャップレス。メインのキーはタッチタイプ

上部にイヤホン端子と電源ボタンが。バッテリー交換ができるスマホもすっかり珍しくなってしまった


料金を抑えることさえできれば……
ARROWS NXの勝ちと判断

 スペックではARROWS NX、料金ではDIGNO T。どちらを選ぶか。だがDIGNO Tのスペックは前回のSIMフリースマホ「ZenFone 5」と比べても低い。

 一方、ARROWS NXはガラケーからの機種変更のみではあるが、大幅に安くなる組み合わせは一応ある。というわけで今回はスペックと最安価格を考えて、ARROWS NXの勝ちとする。

 AQUOS ZETAの場合、スペックではなくARROWSより「Xiスマホデビュー割」の割引額が低かったのが残念。約3万円もの差は大きい。

 次回はスピードチェック。文字入力や通信速度チェックを行なう。操作系のテストは、ドコモの2機種ならともかく、DIGNO Tはスペックを考えると厳しいはず。そこをコンパクトなサイズでカバーできるのか。注目である。


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