最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測

AQUOS、ARROWS、DIGNO 強力な国産スマホのカメラ性能は? (2/3)

文●小林 誠、ASCII.jp編集部

2014年12月15日 12時00分

実写比較は違いが多過ぎる!
ここはひとつ引き分けで……

 実写比較ではいつもの人形などを撮影。撮影モードは初期設定のまま。デジイチのキヤノン「EOS 70D」の写真に一番近い機種を勝ちとする。

AQUOS ZETA

ARROWS NZ

DIGNO T

70D

 今回もまた難しい。カーテンの色は3機種ともまったく似ていない。ウサギの人形も同様。アヒルの人形は、DIGNO Tが近いだろうか。造花はAQUOS ZETAとDIGNO T。スポンジはARROWS NXとDIGNO Tだろうか……。

 となると、DIGNO Tがより似ているので選びたいが、だけどあまりにもウサギの人形が緑っぽい。AQUOS ZETAもカーテンの色が汚い。ARROWS NXは明るいものの、色が飛び、アヒルの人形は別物だ……(人肌を撮るには良さそうだが)。

 今回はどの機種もやや残念な結果で引き分け。ピンポイントではあるが違いが大きく目を引いてしまった。

暗所比較はアヒルが決め手に
AQUOS ZETAの勝ち

 次は暗所撮影で比較。ここでもデジイチの画像に近い機種が勝ち。室内をおよそ150ルクス、一般的なオフィスよりもかなり暗い明るさにして人形を撮影した。

AQUOS ZETA

ARROWS NZ

DIGNO T

70D

 これまた背後や床の色が3機種とも大きく違う。とくにDIGNO Tは全体的に赤っぽく、これは脱落だろう。

 ではアヒルの人形は? と見ると、AQUOS ZETAとARROWS NXがかなり近い印象。より明るいのはARROWS NXだが、デジイチに近いのはAQUOS ZETAなのでこの機種を勝ちと判断した。

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