大みそかは仕事も一段落し、こたつでぬくぬくとしている人も多いだろう。これから数日はゆっくりできそう。そんな時に、暇な時間を見つけて、デジタル大掃除をしたり、来年のために環境を整えることをお勧めする。普段は忙しくてできないことを片付ける絶好のチャンスだ。
PCを大掃除して快適な環境を取り戻す
Windows XPの時代とは違って、最近のWindows 7/8は使いこんでもそれほど不調にならない。あまりスピードアップテクニックを駆使する必要がないのは気軽なところ。とはいえ、1年間使っていると、いろいろとごみが溜まってくる。2015年を快適にスタートしたいなら、デジタル大掃除をしておきたいところだ。
まずは、ファイル関連。仕事で使っていた仕事のファイルはごっそりバックアップしたうえで、ほかの場所に移動してしまおう。仕事関連のファイルは後で使う可能性があるのでばっさり捨てるのは抵抗があるものの、1つずつ精査するのも手間がかかる。そこで、DVD・BDメディアや外付けHDDなどに移動してしまうのだ。意外と古いデータがなくても済んでしまうことが多い。また、デスクトップに散乱しているファイルを個別に分類するのが面倒なら、「デスクトップ」というフォルダーに突っ込んで、ほかのメディアに移してしまおう。これも、問題ないことが多い。もちろん、本当に必要になったら、メディアから取り出せばいいだけ。
プライベートなファイルでは、画像と動画がぶっちぎりでかさばってしまう。これも適当に保存していると、いくらストレージ容量があっても足りなくなる。かといって、同じ写真は2度と撮れないため、削除するのも心苦しいだろう。これも前出の仕事ファイルと同様、ほかのメディアに保存してしまえばいい。PCやクラウドには、ベストショットのみを残すようにすれば、ストレージの節約になる。ほとんどの場合、メディアに保存した残りの写真が必要になることはないだろう。
これで、来年の作業スペースは確保できたことだろう。余裕があれば、アプリケーションのチェックをしよう。場当たり的にインストールしたフリーソフトや体験版など、利用しないアプリは削除してしまおう。プリンターを買い替えたのに、以前の機種に同梱されていたツールがインストールされていたりしたら、リソースの無駄だ。
もしWindowsの調子が悪いようであれば、チャームの「設定」から「PC設定の変更」→「保守と管理」→「回復」→「PCをリフレッシュする」を選び、再セットアップしよう。