格安スマホとは思えない充実度
Ascend G620S
最後にそれぞれのカメラの機能を見ていく。まずはAscend G620S。初期設定では「スマートモード」になっており、自動的に最適な画質の設定で撮影が可能。難しい操作は無し。
だが格安スマホとは思えないほど撮影モードも充実しており、被写体を追尾しながらフォーカスし続ける「オブジェクトトラッキング」(動画にも対応)や、加工機能の6種類(オリジナルを除く)の「フィルタ」、撮影後10秒間録音も行なう「音声写真」、10枚撮影し最高の1枚を保存する「ベストショット」、保存した写真のフォーカスの位置を変更できる「オールフォーカス」、位置情報と年月日が画像に表示される「ウォーターマーク」(ネット接続が必要)がある。
音量ボタンはズームとなっているが、シャッターボタンに割り当てることも可能。2回押しをすれば「クイック撮影」や「カメラの起動」も割り当てられる。
手動設定は豊富だが独自機能は少ない
KC-01
KC-01は手動設定が充実しているものの、逆に独自の機能といえるものが少なく、28種類の豊富なエフェクトが目を引く程度。
満遍なく用意された設定項目を見ていくと、シーン設定は「標準、人物、風景、夜景、夜景+人物、スポーツ」と少なめだが、明るさ(露出)補正の「ブライトネス」、「スマイルシャッター」、 「セルフタイマー」「HDR」「手振れ補正」があり、「顔優先」と「センター固定」のフォーカスモードがある。
また読者にはほとんど関係ないが、本体からカメラ画面のスクリーンショットが撮れない。これは京セラ製スマホをはじめ一部スマホで見られる。ライター泣かせである。